【光る君へ】金田哲、“実資”秋山竜次に大苦戦「異物感、異様感…画面で見る約8倍の圧」
はんにゃの金田哲がNHK大河ドラマ『光る君へ』について舞台裏を明かす。
金田は斉信が出世し公任を心配するシーンの撮影について語る。
3人のキャストが共演するコミカルなシーンの裏側も明かされる。
お笑いコンビ・はんにゃ.の金田哲が18日、藤原斉信役で出演するNHKの大河ドラマ『光る君へ』（日曜午後8時）の第31回について、参内しなくなった公任（町田啓太）の所に斉信が心配して訪れたシーンの舞台裏を同ドラマの公式ホームページの企画「君かたり」で明かした。公任のもとには、同じく心配した実資（秋山竜次）も訪れ、3人によるコミカルなシーンになっていた。
「君かたり」は注目シーンなどを撮り終えたキャストが現場で撮影シーンや演じる人物への思いを語る企画。金田はまず斉信が公任を追い抜いて出世したことに言及。
「ついにこの日が、ついに訪れたという喜び、細胞レベルの歓喜という感じとともに何か物悲しさみたいな……。目標として公任を抜いて、その公任がいなくなるみたいな感じで。でもついに幼少期から憧れであり目的であった公任を抜くという本当に大快挙という感じで常に口角が上がっている状態というか、周りにも『相当うれしそうだな』という感じが漏れ漏れの本当にあっぱれという感じですね」
続いて斉信、実資、公任とのシーンの舞台裏を紹介した。
「あのシーンはちょっと大変でしたね。実はガッツリ実資さんとしゃべるのは初めてで、内裏のシーンはありましたが大人数でしたから。3人だけというのは来た時からちょっと雰囲気といいますか圧といいますか、いろんなことを想像しちゃって、何か笑けてきちゃって。存在感がとにかくすごいじゃないですか。公任を励ますどころか実資へのディフェンスに対しての気持ち、だいぶ現場に行って思いましたね。そのディフェンスに総動員した感じですね、気持ちを」
うまく撮影できたのか。
「不安なのは笑っていないかなっていう、ディフェンスがもろくも崩れたんじゃないかと。でもOKになったので『あれ、大丈夫かな？』って。そんなシーンでもあるので、言ったらちょっと斉信がさっき言ったセリフを公任に対して実資がまた言うっていう、そういうちょっとファニーなシーンなので、驚き、笑い、びっくりみたいなのがあっても成立するのかなと思いますけど。ただ、やっぱり実際、公任の家で実資さんと初めて対峙した時の異物感、異様感、『なんだ、この人は』とあらためてちょっと驚きですね。画面で見る約8倍の圧がありました、実際は。いや～大変なシーンでした」
