チェ・ジウ映画PRでは18年ぶり来日、変わらぬ美貌褒められ「本当ですか」日本語で答え沸かせる

AI要約

韓国の女優チェ・ジウ(49)が、映画「ニューノーマル」の日本公開を受けて来日し、初日記念イベントに登壇。18年ぶりの映画復帰で喜びを表す。

映画「ニューノーマル」では冷ややかで笑えない女性を演じ、自身にとって初めての役に挑戦。熱烈な配給オファーを受けて来日し、観客を気遣う。

オムニバス映画「ニューノーマル」に出演し、短い出演時間ながらも日本での公開に喜びを感じるチェ・ジウ。

 韓国の女優チェ・ジウ(49)が、7年ぶりに映画に復帰した「ニューノーマル」(チョン・ボムシク監督)の日本公開を受けて来日し、16日、都内で行われた初日記念イベントに登壇した。

 7月に、出演中のTBS系ドラマ「ブラックペアン シーズン2」(日曜午後9時)のイベントに参加したが、映画の宣伝での来日は、06年の「連理の枝」以来18年ぶり。「こんなに時間がたったと気付かなかった。新作で皆さんにごあいさつできて、うれしい」と喜んだ。

 「ニューノーマル」は昨年10月に韓国で公開された。劇中で、女性を狙う連続殺人事件が多発するソウルのマンションで1人暮らしするヒョンジョンを演じた。02年のドラマ「冬のソナタ」などロマンス作品で光り輝く“ジウ姫”だが、今回は冷ややかで笑えない女を演じた。18年の結婚、20年の出産とブランクもあり「私にとって初めての役。演じられるか不安だった。でも監督を100%信じた」と胸を張った。

 6人の男女のエピソードが描かれるオムニバス映画で、出演時間は本編113分中13分30秒程度に過ぎない。それでも日本の配給の熱烈なオファーを受け、台風7号が関東に接近する中「天候に恵まれない中、来てくれて」と観客を気遣った。司会から「美しさが変わらない」褒められ「本当ですか?」と日本語で答えただけで満員の客席は沸いた。【村上幸将】