「虎に翼」“俺たちの轟”の告白にネット反響「いろいろ起きたし、来週も凄そう」

AI要約

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第100話では、直明と花江が同居について語り合い、家族裁判が無事に終わる。一方、航一が寅子にプロポーズするが、彼女は答えを保留する。2カ月後、原爆裁判の準備手続きが始まる。

寅子は轟の事務所を訪れ、恋人として遠藤時雄を紹介される。ネット上でも轟の告白や航一のプロポーズに注目が集まる。

「虎に翼」は三淵嘉子さんをモデルにした作品で、昭和の法曹界を舞台に石田ゆり子や岩田剛典、松山ケンイチらが出演している。

 NHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜午前8時)の第100話が16日に放送された。

 ※以下ネタばれを含みます。

 あらすじは、直明(三山凌輝)と花江(森田望智)はそれぞれの同居に対する思いを語る。猪爪家を離れるのが寂しいと言う直明に対し、花江は同居の難しさを語る。どちらの気持ちもわかる寅子(伊藤沙莉)。直明の婚約者・玲美(菊池和澄)はいつも自分の希望よりも玲美を優先してくれる直明の唯一の頼みが同居であると話し、「お試し」で同居してみてはどうかと提案する。家族裁判は無事に閉廷する。

 一方、航一(岡田将生)は寅子にプロポーズするが、寅子は答えを保留する。

 2カ月後、原爆裁判は準備手続きが始まる。

 寅子は、轟(戸塚純貴)らの事務所を訪れ、轟から恋人として遠藤時雄(和田正人)を紹介される。

 轟の告白と来週予告にネットも反応した。

 X(旧ツイッター)には「家族裁判が上手く纏まって、よかった、よかった!」「100回!」「やだ、皆んなの前で!航一さん、プロポーズ。」「突然のプロポーズ」「轟!!いい人ができたのか~。そうか~、よかった」「恋人できたんだ!しかも寅ちゃんにカミングアウトできたのよかった」「轟が、俺たちの轟が、ついに。ついに告白に至ったか」「イロイロ起きたし、来週も凄そう」「次週は同性婚と選択的夫婦別姓に切り込む感じかな」「来週みんな揃ってた!?」などとコメントが並んだ。

 日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

 朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

 石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。