松本人志から旧ジャニーズらの明暗、結婚・独立ラッシュのウラ話まで…24年上半期「匿名芸能座談会」

AI要約

芸能界のトップに君臨してきた松本人志の活動休止で波乱の芸能界が幕を開けた

テレビ界は松本不在でも成立し、旧ジャニタレントの争奪戦が激化している

国民的女優たちの真剣交際や結婚ラッシュが話題となり、芸能界は大きな変化の兆しを見せている

松本人志から旧ジャニーズらの明暗、結婚・独立ラッシュのウラ話まで…24年上半期「匿名芸能座談会」

お笑い界のトップに君臨し続けた『ダウンタウン』松本人志(60)の活動休止という衝撃的なニュースで幕を開けた’24年の芸能界。4月からは、故・ジャニー喜多川氏による性加害騒動で解体に追い込まれた旧『ジャニーズ事務所』の業務を引き継ぐ「STARTO ENTERTAINMENT」が本格始動したが、所属タレントの独立と結婚が相次ぐなど、波乱に満ちた船出となっている。

一方で、長らくスキャンダルとは無縁だった綾瀬はるか(39)をはじめ、有村架純(31)や杉咲花(26)ら国民的女優の真剣交際が次々と発覚するなど、ビッグニュース連発で芸能メディアは大忙しだ。

そこで今回、キー局ディレクターのA氏、スポーツ紙芸能デスクのB氏、ベテラン芸能リポーターのC氏を招いて座談会を開催。波乱続きだった上半期の芸能界のウラ話と今後について語り尽くしてもらった。

A氏「松本人志がテレビから消えて約8ヵ月。最近になってフォロワーが1000万人近いXを再開しました。彼のSNSの投稿に続々と寄せられる復帰を望む万単位のリプライを見れば、未だに強い影響力とカリスマ性を持っているのは間違いない。ただ、松本不在でもテレビ界が成立しているのもまた事実です。仮に松本さんが裁判で勝ったとしても、悪化したイメージや1本最低150万円といわれる高額なギャラがネックになって、すぐに起用するプロデューサーは少ないでしょうね」

B氏「演者の口から『松本』というワードが出ただけで、そのシーンを丸ごとカットするよう上層部から指示が出ている番組もあると聞きます。テレビ局がスポンサーの意向をますます重視するようになった今、クライアントや主婦層が嫌う松本をわざわざ使わないのは当然といえば当然。本人が裁判に専念すると言った以上、しばらくは戻ってこられないし、『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)や『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)など彼がメインだった番組は代役がすっかり浸透。松本さんなしでも成立しているので、復帰の道はなかなか開けません。少なくとも、年内テレビ復帰はありえない。仮に表舞台に出てくるとしたら、どんな形があり得るでしょうか?」

C氏「一番可能性が高いのは『ドキュメンタル』だと思います。あの番組は松本プレゼンツと銘打っているので、代役が利かない。同様に『Amazon Prime Video』で配信され、松本さんがプロデュースを務める『FREEZE』は予定通り放送され、活動休止中の松本さんがコメントを発表したことでも話題を呼んだ。地上波に比べると出演のハードルは低い」

◆旧ジャニタレントの争奪戦

B氏「ここ最近、ドラマやバラエティ番組での旧ジャニタレントの起用が目立ちますが、今後はっきりと明暗が分かれていくでしょうね」

A氏「各局とも、上層部からは『コア視聴率(13~49歳の男女)を狙えるキャスティングを求められています。そうなると、結局は旧ジャニーズ事務所のタレントに頼る他ない。今期の夏クールのドラマも、『海のはじまり』(フジテレビ系)の主演を『Snow Man』目黒蓮(27)が務め、『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)の主演には二宮和也(41)が起用されるなど、旧ジャニタレントの争奪戦と化しています。

ただ、以前のように事務所サイドへの忖度がなくなった分、局側がシビアにキャスティングをするようになった。結果として、数字を取れる目黒や二宮、バラエティで笑いを取れる菊池風磨(29)や松田元太(25)あたりにオファーが集中しています。彼らは実力で選ばれているタレントですから」

C氏「滝沢秀明(42)率いる『TOBE』も、看板タレントである『Number-i』を世界的音楽フェスである『コーチェラ』に出演させるなど、快進撃を続けています。旧ジャニとは『音楽の日2024』(TBS系)で共演。両者の急接近が注目されていましたが、局サイドとしてはまだ旧ジャニタレントとTOBEのタレントが被らないよう調整しているケースが多いと聞きます。ノリにノッているTOBEをキャスティングしたい番組は多いので、STARTOとしては脅威に感じている部分があるでしょうね」

A氏「旧ジャニと言えば今年は結婚ラッシュですね。『Kinki Kids』の堂本剛(45)と『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子(30)が結婚を発表したかと思えば、『KAT-TUN』の中丸雄一(40)や『NEWS』の加藤シゲアキ(37)が続々とゴールインしました」

B氏「旧ジャニーズ事務所では、″既婚者は1グループに一人″という暗黙のルールがありました。しかし、性加害問題で事務所が解体に追い込まれるほどの激震に見舞われた今、タレントに自由に恋愛をさせることで悪いイメージを拭い去りたいという狙いがある」

C氏「7月に『SixTONES』のジェシー(28)との交際が発覚した女優の綾瀬はるか(39)も、近々結婚すると私は見ています。綾瀬はこれまで大沢たかお(56)や松坂桃李(35)らとウワサになりましたが、いずれも所属事務所が真っ向から否定していた。しかし今回は、『プライベートは本人に任せている』と半ば認める形になった。それだけでも、二人が真剣交際であることが伝わってきます。40歳を目前に控えた綾瀬、いつ結婚してもおかしくありません」

B氏「私は吉高由里子(36)も結婚が近いと思う。交際から約2年が経過しましたが、1年ほど前に彼女は相手の男性を知人や事務所に紹介している。現在放送中の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)のクランクインの前には、彼と結婚する意思を関係者に伝えていたといいます。年末、大河が終了したタイミングでの電撃婚は十分あり得ますよ」

A氏「大穴は山﨑賢人(29)と広瀬すず(26)ですね。山﨑の仕事が忙しくて結婚はまだ先なんて話もありますが、『もう撮られても良い』といわんばかりに堂々と外でデートしているのは、ゴールインに向けて気持ちが傾いているからだと思う。山﨑が30歳を迎える節目ということもあって、夫婦になる日も近いのではないでしょうか」

『FRIDAY』2024年8月23・30日合併号より