「強すぎてエグっ!」ゲーム界の最強の「四天王」は誰? ラスボス以上の難敵も…

AI要約

「四天王」とは、仏教の守護神を指す言葉で、ゲームやアニメで強敵として登場する存在を表す。

特にゲームでは四天王が敵側に多く登場し、プレイヤーに苦戦を強いることがある。

『ストリートファイターII』の「シャドルー四天王」はバイソン、バルログ、サガット、ベガの四人で、特にバイソンとバルログは対戦で苦労するプレイヤーも多い。

「強すぎてエグっ!」ゲーム界の最強の「四天王」は誰? ラスボス以上の難敵も…

 ゲームやアニメではおなじみの「四天王」と呼ばれる存在。そのルーツは仏教における守護神「持国天」「増長天」「広目天」「多聞天」を指す言葉で、四人の実力者のことを「◯◯四天王」などと表現されてきた。

 とくにゲームの敵側に「四天王」が使われることが多く、プレイヤーを苦しめた強敵として記憶している人も多いのではないだろうか。

『ファイナルファンタジーIV』に登場した「ゴルベーザ四天王」こと、「土のスカルミリョーネ」「水のカイナッツォ」「風のバルバリシア」「火のルビカンテ」などは覚えている人も多いはず。

 そんなゲーム界にインパクトを残した四天王の中でも、個人的に苦戦を強いられた「四天王」の記憶を振り返ってみたい。

 対戦型格闘ゲームの金字塔『ストリートファイターII』には、「シャドルー」という犯罪秘密結社が登場する。その組織の総帥である「ベガ」、隻眼の用心棒「サガット」、仮面の貴公子「バルログ」、喧嘩ボクサー「バイソン」の4名を指して、「シャドルー四天王」と呼ばれた。

『スト2』のラスボスはベガで、その前に戦うことになるのが中ボスのバイソン、バルログ、サガットである。それまでに戦う世界の格闘家たちと比べ、一段階強く感じたのがシャドルー四天王戦だった。

 四天王戦の一番手に登場するバイソンは、アメリカ代表のボクサーだ。荒々しいスタイルで破壊力満点のパンチを連発するほか、ボクシングでは反則の頭突きやローブローといったラフファイトも駆使してくる。

 バイソンの猛攻に防戦一方になってしまい、画面端に追い詰められて、削り倒された苦い記憶がよみがえる人もいるのではないだろうか。

 続いてのバルログは、個人的に四天王の中でもっとも苦戦を強いられた曲者キャラだ。素早い動きから繰り出すトリッキーな攻撃に翻弄され、ガードを固めると容赦ない投げをくらい、必殺技の「フライングバルセロナアタック」および「イズナドロップ」は対応が難しい。とにかくやっかいな相手だった。

 その後のサガットとベガは、バイソンやバルログほど初見殺しのイメージはなかったが、当然ながらキャラ性能は高い。『スト2』時代のCPU戦を振り返ると、どうしても「シャドルー四天王」に苦戦したことを思い出すのだ。