そりゃないよ…相葉雅紀だけ「24時間テレビ」に差し出したスタート社 日テレ内で不満も

AI要約

相葉雅紀を含むSTARTO ENTERTAINMENTのタレントが今年の「24時間テレビ」に出演することが確定。

スタート社から相葉以外の追加出演者を模索したが、相葉のみの出演となる方針。

昨年の一連のスキャンダルの影響で逆風にさらされる中、難航するキャスティング状況も明らかに。

そりゃないよ…相葉雅紀だけ「24時間テレビ」に差し出したスタート社 日テレ内で不満も

 日本テレビ系「24時間テレビ」(31日~9月1日放送)に出演するSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)タレントは相葉雅紀(41)のみとなりそうだ。

 今年の「24時間テレビ」では、総合司会を日テレの水卜麻美アナウンサーら3人が担当。例年、メインパーソナリティーに旧ジャニタレントが起用されていたが、今年はそれを設けずに「24人でつなぐ24時間テレビ」出演者として相葉やフリーアナウンサーの有働由美子、タレントのヒロミ、「笑点」メンバーら計8組が発表されている。

 残るは16組の枠をめぐり、日テレとスタート社は交渉を重ねてきた。

 制作会社関係者は「日テレは、相葉さんのほかにもスタート社タレントを出演させたいと交渉を続けていた。人気があるSnow Manから複数人、バラエティー番組『ニノさん』に出演しているtimeleszの菊池風磨さんら、グループでなくとも数人でいいからと交渉したそうですが、スタート社からは〝今回は相葉だけで〟という答えだったそうです」と話す。

 今年の「24時間テレビ」は、通算47回の歴史の中でもかつてないほど逆風にさらされている。昨年に発覚した系列局の日本海テレビ(鳥取)の元幹部局員による着服問題が最たる例だ。旧ジャニーズは一連の問題で被害者補償を進めており、スタート社タレントがチャリティー番組に出演していいのかといった批判もあった。キャスティングは例年以上に難航したとされる。

 前出関係者は「スタート社としてみれば、そんな状況下なので相葉さんだけを出して手を打ったようですが、日テレとしてはそれはちょっと違うのではといった空気感です」と明かす。

 というのも昨年、旧ジャニーズの一連の問題が起きてからNHKをはじめとするテレビ各局がスタート社タレントの起用を控える中、日テレは起用を続けているからだ。

「日テレはスタート社と〝蜜月関係〟と揶揄されることもあった。そういった経緯もあり、看板番組で相葉さんのみにとどまりそうとなれば、局内で納得がいかないという雰囲気になってもおかしくないでしょう。スタート社と距離を空けたほうがいいと言い出す人もいました」(前出関係者)

 日テレとスタート社の関係にヒビが入ったか。