【ライブレポート】Creepy Nuts初の野外ワンマンはエロかった、ビショ濡れのフロアにギンギンのスキルブッ刺して終了

AI要約

Creepy Nutsの野外ワンマンライブ「S2O JAPAN 2024 × Creepy Nuts SPECIAL ONE MAN LIVE」がお台場で開催された。

ライブでは水と炎を使った派手な演出が行われ、2人のパフォーマンスが観客を魅了した。

また、観客の露出度の高い服装に困惑しながらも楽しんだCreepy Nutsの姿が描かれている。

【ライブレポート】Creepy Nuts初の野外ワンマンはエロかった、ビショ濡れのフロアにギンギンのスキルブッ刺して終了

Creepy Nutsの野外ワンマンライブ「S2O JAPAN 2024 × Creepy Nuts SPECIAL ONE MAN LIVE」が8月2日に東京・お台場R地区 S2O JAPAN特設会場で開催された。

■ パソコンに水が掛かったら全てが終了

この公演は野外フェス「S2O JAPAN SONGKRAN MUSIC FESTIVAL 2024」とのコラボレーションで行われたもの。「S2O JAPAN」とは、タイのソンクラーン水かけ祭りと音楽をコラボレーションさせた“世界で最もずぶ濡れになる音楽フェス”「S2O SONGKRAN MUSIC FESTIVAL」の日本版であり、独自の水かけマシーンによって大量の水が客席に降り注ぐのが特徴だ。

Creepy Nutsが野外でワンマンライブを行うのはこれが初。開催発表時、DJ 松永は「もしパソコンに水が掛かったら全てが終了する」とコメントしていたが、彼らはいつもとまったく異なる環境で最後までライブをやり遂げることができたのか。

■ 水よりも危険な演出が待っていた

15:00に開場後、DJタイムを経て、Creepy Nutsのライブは18:30にスタートした。すでにずぶ濡れの観客の前に現れたR-指定とDJ 松永は「板の上の魔物」でライブの口火を切ると、磨き抜いたスキルで観客を沸かせていく。2人のパフォーマンスに合わせて、フロアにはほぼ絶え間なく水が浴びせられるが、事前の心配とは裏腹に、ステージにはほぼ影響なかった模様。松永は涼しげな表情で世界一のDJパフォーマンスを披露してみせた。

しかしライブ中に放たれたのは水だけではない。放水よりもスリリングだったのは炎の演出だ。ライブ中盤に披露された大ヒット曲「Bling-Bang-Bang-Born」では、怒涛のラップを繰り出すR-指定の間近でボンボンと爆炎が上がる。炎に近付きすぎてしまい、危うく命を落としかけたR-指定だが、「それはそれで伝説」と語っていた。

■ エロい空気の中、2人の欲望がスパーク

放水あり、炎ありとド派手なライブだったが、Creepy Nutsが何より気になっている様子だったのは、いつもより明らかに露出度の高い観客の服装だった。R-指定は「この、あの、水着のお姉ちゃんが……いやもちろん大好きよ。大好きやけど、このなかなかね……」と困惑した様子を見せ、松永はにぎやかなVIP席の観客に向かって「何をされてる方なんですか?」と率直に質問。「こんなビチョビチョになれて、そこら中にエロい空気が転がってる、こんな夏休み的なとこでライブするなんて」と笑みを浮かべたR-指定は、すぐ近くでアイドルフェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2024」が行われていることを松永から聞いて「渦巻いてるな、人間の業が……お台場すごいことになってます」と強調した。

そんなR-指定だが、「人前に立って『俺を見ろ』と言うような奴らがエロくないわけない」と持論を展開すると「そういう欲望をスパークさせられる環境が整った場所でライブをするのはとっても楽しい」とニヤリ。そして「その欲望の発散の仕方が我々の場合は、このマイクとターンテーブルなんですわ。これをギンギンに尖らして俺たちのスキルをガツンとぶつけることによって、自分のすごさを証明することによって快感を得れる人間でありまして」と自身の性癖をアピールする。その言葉通り、2人は夜のお台場で出し惜しみのないパフォーマンスを披露。約1時間半のプレイで、VIP席も含め会場中を満足させると、自分たちもスッキリした表情で帰っていった。なお本公演の様子は9月15日にWOWOWで放送される。

■ WOWOWライブ「Creepy Nuts SPECIAL ONE MAN LIVE ~from S2O JAPAN 2024~」

2024年9月15日(日)19:00~