宝塚歌劇団は14日、昨秋の宙組団員急死にともない進めてきた改革の取り組みについて、途中経過を報告した。
すでに取り組んでいる年間8興行体制などに加え、新人公演の実施日を遅らせることや労働環境の改善などを行っている。
劇団は引き続き業務の円滑化・効率化を図り、出演者やスタッフの負担を軽減する方針。
宝塚歌劇団の宙組団員急死の経緯は、トラブル報道から始まり、急死団員への叱責、自宅での急死、調査と改革案の発表、パワハラの認められたが合意に至らずなど複雑な状況を経て現在に至るまで続いている。
宝塚歌劇団は改革を進めつつ、急死団員の遺族に謝罪と補償を行い、宙組公演を再開している。しかし、急死団員と同期の退団、そして宙組団員の退団も発表され、影響が続いている。
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