中村倫也が初の医師役「悩んでいる方も見てくれるかも知れないから。責任は大きい」

AI要約

中村倫也(37)がNHK主演ドラマ「Shrink-精神科医ヨワイ-」で初の医師役に挑戦することを明かした。

倫也は病名を見抜く精神科医を演じるため、普段あまり活字を読まないということもあり、多くの本を読んで役作りに励んだ。

共演の土屋太鳳も、作品が心に寄り添う重要なテーマを扱っていると語り、期待を高めている。

中村倫也が初の医師役「悩んでいる方も見てくれるかも知れないから。責任は大きい」

 中村倫也(37)が7日、都内のNHKで行われた主演ドラマ「Shrink(シュリンク)-精神科医ヨワイ-」(総合で31日スタート、土曜午後10時。全3回)会見で、05年の俳優デビュー後、初の医師役だと明かした。患者の声を丁寧に聞き、他の医者が見抜けない病名を探り当てる精神科医を演じるが「台本以外で活字を読まない人間ですけど、今回は分厚い本を10冊くらい読んだ」と振り返った。

 「今まで僕、医者の役、やったことなかったんで『何、やりたいですか?』と聞かれた時『医者ですかね』と答えていた」と、医師役に関心はあったという。ただ、実際に演じて「簡単に言っちゃいけない。悩んでいる方も見てくれるかも知れないから。責任は大きい」と感じたという。看護師を演じた土屋太鳳(29)は「大切なことに向き合う、心の根っこを温かくできる作品」とアピールした。