『ブラック・ジャック』の全てを見せる展覧会が名古屋で開催中。『ブラック・ジャック』のキャラクターたちの裏側紹介や生原稿の展示も

AI要約

東海テレビ放送は8月6日(火)、手塚治虫氏の医療マンガ『ブラック・ジャック』の全てを見せる展覧会「手塚治虫 ブラック・ジャック展」を開催中と発表した。本イベントは名古屋・中日ホールにて行われており、期間は7月26日(金)から8月26日(月)まで。

作品に登場する個性豊かなキャラクターたちの裏側や謎を紹介しているほか、マンガ『ブラック・ジャック』の生原稿や“人体の手術シーン”を現代アート的な視点から鑑賞する展示などが行われている。

『ブラック・ジャック』は、手塚治虫氏が手がける医療マンガ。1973年11月から1983年10月まで少年マンガ誌「週刊少年チャンピオン」にて連載されていた。

作中には、無免許医でありながら天才的な外科技術を持ち、不可能と言われる手術もこなしてしまう「ブラック・ジャック」が登場する。彼は、命を救った患者に莫大な報酬を要求することが特徴的で、常に医者とは何か、生命の尊さとは何か、金より大事なものは何かを問い続け、患者の死に対する恐怖や周囲の人間のエゴイズムをもあらわにし、社会そのものに立ち向かっていく。

「手塚治虫 ブラック・ジャック展」は、大きく4室に分けて展示を行っている。作品に登場する個性豊かなキャラクターたちの裏側や謎を、各登場エピソードと併せて紹介しているほか、手塚治虫氏が『ブラック・ジャック』を生み出すにいたる背景を当時の資料と共に紹介しているなど、作品の誕生秘話や裏側が楽しめる。

また、マンガ『ブラック・ジャック』の生原稿が並ぶ圧巻の展示空間や“人体の手術シーン”を現代アート的な視点から鑑賞する展示、医療従事者たちもリスペクトする BJを医療の側面から鑑みるコーナーが展開されている。

『ブラック・ジャック』の全てを見せる展覧会が名古屋で開催中。『ブラック・ジャック』のキャラクターたちの裏側紹介や生原稿の展示も