『七夕の国』フィーチャレット映像&最終話場面写真10点公開 細田佳央太「見直したくなる最終話」

AI要約

ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」にて独占配信中のスターオリジナルシリーズ『七夕の国』は、岩明均のSF漫画を実写化した作品であり、主人公ナン丸の超能力による事件を軸に展開するストーリーである。

最終話ではナン丸と悪の首謀者・丸神頼之の選択する正義と手段の違いが、複雑な価値観の衝突を描き、視聴者に緊張感と興味を与える。

キャストや監督によるコメントにより、超能力の使い方や正義の在り方について考えさせられる要素も含まれており、期待感を高める映像が公開されている。

『七夕の国』フィーチャレット映像&最終話場面写真10点公開 細田佳央太「見直したくなる最終話」

ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」にて独占配信中のスターオリジナルシリーズ『七夕の国』より、フィーチャレット映像と最終話の場面写真が公開された。

本作は、『寄生獣』や『ヒストリエ』などで知られる岩明均が、1996年から1999年にかけて小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』にて不定期連載した同名SF漫画の実写化作品。岩明の作品の中でもカルト的人気を誇り、その壮大なスケールと刺激的な表現から「映像化困難」と言われ続けていた作品だ。

公開されたのは、キャスト・監督と共に今までの物語を振り返りながら、最終話の見どころである「力を持つ者たちの選択」を語るフィーチャレット映像。“あらゆる物に小さな穴を空ける”という何の役にも立たない超能力を持ちながら、平凡な大学生活を過ごしていたナン丸(細田佳央太)。ある日、人や街が丸くエグられる怪奇事件が発生していた。一方、ナン丸は自身が通う大学の教授が突如として失踪した事件をきっかけに、「丸神の里」という何の変哲もないがどこかしら奇妙な空気を漂わせたひとつの集落を訪れる。そこで、ナン丸自身も「丸神の里」にルーツを持つことを知り、自身の超能力が様々なものをエグる●を生み出すほどに開花していった。

ふたつの事件を追っていくと、その首謀者が、ナン丸よりもさらに強大な能力を持った男・丸神頼之(山田孝之)であることが分かる。頼之が動くほど事件と被害は増していき、遂には東京都庁や街がまるごとエグられるほどにエスカレートしていった。そして、警察、謎の武装集団も巻き込む未曾有のスケールに発展していく。

普通の大学生であったナン丸が、ある日を境に次々と謎に巻き込まれていく様を、主人公と同じ目線で没入的に体感できるのが本作。その謎のすべてがひとつに繋がった後、「こういうことだったのか!と見直したくなる最終話」と、ラストへの期待を仄めかすのは主演の細田佳央太。

そして、同じ●の能力者でありながら、ナン丸は能力に振り回されることなく世の中の役に立つ手段を模索するが、頼之は“悪夢を終わらせる”と自らの目的のため力を活用するという、まったく別の選択をしていく。「最終的な考え方の違い。自分の正義にむかって進んでいるので、考え方次第でどちらも正しい」と細田が、「ふたりがそれぞれ、その時の素直な気持ちに沿っていった結果出した結論というだけ」と監督が、ふたりの行動の必然性についても語るように、勧善懲悪では片づけられない芯をもった価値観がぶつかり合う。

さらに、ナン丸、頼之と同じ能力を持つもうひとりの男・東丸高志を演じた上杉柊平は、力について「人を傷つけることもできるし上手くも使える。自分の使い方次第の球体はスマホと同じ。皆が球体を持っている」と、能力自体に善悪があるのではなく、使う者がどのように使うのかで良い方にも悪い方にも変わりうるとコメント。

それぞれの正義を抱えるナン丸と頼之が選択した結末はどうなるのか。期待の高まる映像となっている。

<番組情報>

『七夕の国』

ディズニープラス「スター」にて独占配信中

原作:岩明均『七夕の国』(小学館刊)

監督:瀧悠輔、佐野隆英、川井隼人

脚本:三好晶子、安里麻里、瀧悠輔

脚本協力:大江崇允

【出演】

細田佳央太、藤野涼子、上杉柊平、木⻯麻生、鳴海唯、濱田龍臣、⻄畑澪花、深水元基、石田法嗣、金田哲、篠原篤、谷川昭一朗、足立智充、大⻄武志、政修二郎、奥貫薫、忍成修吾、朝比奈彩、金山一彦、中村育二、朝加真由美、伊武雅刀、三上博史、山田孝之