高橋海人「パリコレ近くなった」染め物で新たな技法“弓ずらし”を考案<キントレ>

AI要約

King & Princeの高橋海人が、8月3日の「キントレ」でパリコレ作品を手掛けた染色家から染色を学び、挑戦した。

高橋は染め物の基礎から新しい技法まで学び、創作意欲を掻き立てられた。

新たな技法を取り入れた高橋の作品制作が見ごたえあり、今後も驚きのアート作品が期待される。

高橋海人「パリコレ近くなった」染め物で新たな技法“弓ずらし”を考案<キントレ>

King & Princeの高橋海人が、8月3日の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ※Huluでも配信)で放送された「高橋海人のどっちが海人でSHOW」で、パリコレ作品を手掛けた染色家から教わり、生地の染色に挑戦した。

■高橋海人が生地の染色に挑戦

冒頭で、高橋は過去の挑戦を振り返り「ついに劇団ひとりさんを打ち破った」と喜び、「次はパリコレのデザインしたい」と意欲を語る。

今回、高橋が訪れたのは京都の工房。世界で活躍するアートユニ代表の染色家・西田清さんから染め物を教わった。西田さんは、イッセイ ミヤケなどから依頼を受けて生地の染色を行っていると言う。

高橋が「西田さんがやっている染めの種類って何種類くらいあるんですか?」と聞くと、オリジナル技法は5~6つあるそうで、今回は3種類の技法を伝授してもらうことに。高橋は「パリコレで使ってる技法とかも教えてくれるんですか!?」「うわ、近くなった~パリコレ近くなった」と頬を緩ませた。

まずは染めの基礎、ぼかし染めに挑戦。赤、青、黄色の染料を刷毛で塗る他、染料を垂らすようにして色を重ねるなどさまざまな技法で色をつけていく。

高橋は染料を垂らし、「飛び散るのもいいね、細胞っぽい感じ」と語り、円形に色を重ねたり、線を重ねて羽根のように色をグラデーションさせたりと、自由な発想で作業を進めていた。

■創作意欲を搔き立てられる

続いて、すりはがし染めに挑戦。のりを混ぜた染料で刷毛で染料を削るように模様を描いていく技法で、一度剥がしたところは元に戻せないため一発勝負になる。

仕上がりを見た高橋は「こういう大胆な方が見てて面白味があるかもしれませんね」と語り、「これ、いろいろ試してみたいな」と創作意欲を掻き立てられた様子。

続いて西田さんが考案した弓ぱっちん染めを教わる。弓ぱっちんとは、布を張った際にできるシワを伸ばすための道具「伸子」を使い、弓の弦に染料をつけて弾いて色をつける技法のこと。水分量を調節した2種類の染料を使い、染料の量や硬さ、弓を弾く勢いで線の表情が変化する。

高橋は、細い弦に赤色の染料をチョイス。弾くと細かいしぶきができ、西田さんからは「上手やん、僕よりきれい」と褒められていた。

■新たな技法を考案した高橋海人

墨象、花結いに続いて、今回も新たなアートに挑戦した高橋。すりはがし染めの場面では、迷いのない、思い切りのいい刷毛さばきで描いていたのが印象的だった。

また、弓ぱっちん染めでは、高橋が「これって、弓ずらしはしないんですか?」と語り、弓を布の上で滑らせて柄を描いてみせた。高橋は「こういうのもきれいですよね」と言えば、西田さんも「そういうのも面白そう」と同調。

教わったばかりの技法から着想を得て、新たな技法を考案した高橋。作品制作に取り掛かると、西田さんからは筆の使い方を褒められるなど、高橋の筋の良さや飲み込みの速さを発揮していた。

回を重ねるごとに見ごたえを増す「高橋海人のどっちが海人でSHOW」。高橋がこれまでに積み重ねてきた技術と発想を掛け算するかのように、わずかな時間にもかかわらずプロさながらの作品が誕生するのが魅力だ。

このコーナーは高橋だからこそ成立するものであり、この先も挑戦を重ねていくことで、誰もが驚くアート作品が誕生しそうな予感がする。

◆執筆・構成=ザテレビジョン編集部バラエティー班

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」