高橋ひかるがメイクで人生が変わった自身の体験を語る「こんな身近にある化粧品で自分が変わることが出来るんだ」

AI要約

高橋ひかるがデビュー10年目を迎え、最近の連ドラ主演やメイクによる人生の変化について語る。

現在放映中のドラマでは自信のない受付嬢を演じ、恋人との関係に悩む姿が描かれている。

高橋ひかる自身も小学生の頃からメイクを楽しみ、美紅がメイクして変わる瞬間を演じる際に懐かしい思い出が蘇る。

高橋ひかるがメイクで人生が変わった自身の体験を語る「こんな身近にある化粧品で自分が変わることが出来るんだ」

「第14回全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリ受賞。その後は俳優、モデル、バラエティと様々なジャンルで、マルチに活動を続ける高橋ひかる(高ははしご高)。今年でデビュー10年目という節目の年を迎えた。この10年という時間の中で、どう変わったのか。そして、これからは──。高橋ひかるの“THE CHANGE”に迫る。【第2回/全3回】

 現在放映中のドラマ『顔に泥を塗る』で、約1年振りに連ドラで主演を務めることになった高橋さん。派遣社員としてデパートの受付で働く柚原美紅を演じている。メイクの力で前を向き始め、モラハラ男へと変貌した恋人・結城悠久(西垣匠)に立ち向かい、自分の人生を取り戻していくという人生逆転ラブストーリー。

 タイトルを一見しただけでは、どんな物語か想像が付き難い。高橋さんも最初はそう思ったそうだが、一方でとても興味が湧き引き込まれたという。

「私が演じる美紅は自分にあまり自信を持っていなくて、自信が無いことにすら気付いていない、よく言うと謙虚な女性。原作コミックを最初に読んだ時に、美紅のそんなところにもどかしさを覚えました。美紅は彼氏のハル君(悠久)と6年ぐらい過ごしているんですけど、彼がモラハラ男子だということに気付かないほど真っ直ぐで、ハル君のことを愛しているんです。そんなところが徐々に良いなっていう印象に変わってきましたね」

 美紅を演じる上で大切にしているポイントといったら──。

「私自身はわりと自分がどういう気持ちで行動するか……行動を起こす理由を考えてしまうところがあるんです。でも、美紅は自分の本当の気持ちに気付いていなかったりとか、自己肯定感の低さから、やっぱり相手に何かしてしまったり……。相手にどう思って欲しいからこうするとか、ちょっと保守的な動き方をするので、相手を中心に行動するということを常に考えていましたね。美紅がそこからどう変化していくか、というところは監督と現場で話し合いながら演じています」

 美紅はメイクで人生が変わるが、高橋さん自身もメイクで人生が変わった体験はあるのだろうか?

「私が初めてちゃんとメイクをしたのは小学5年生ぐらいの時でした。当時はダンスを習っていて、その発表会に向けての練習をしていた時でした。全然、やり方がわからなかったので、アイラインやアイシャドウの引き方とか、いっぱいネットで調べました。母にも相談したんですが、アイライナーが目の中に入って目が真っ黒になって、どうしようって焦ったこともありました(笑)。そんな風にたくさん失敗しながらもやっていって、どんどん自分が変わっていく姿は不思議な感じでした。でも、なりたい自分になることができるのはすごく楽しくて、こんな身近にある化粧品で自分が変わることが出来るんだってとてもワクワクした思い出があります。だから、美紅がメイクして変わる瞬間は、当時の、このワクワクを思い出しながら演じましたね」