水樹奈々、オーディションで『クレしん』劇場版の役ゲット 共演者も驚き

AI要約

声優の水樹奈々が『クレヨンしんちゃん』映画でオーディションを通じて小さな恐竜・ナナ役を獲得したことを明かす。

水樹奈々は『クレヨンしんちゃん』を子どもの頃から愛し、大人になっても楽しめると評価。役を獲得する際には熱意を込めて取り組んだと語る。

オーディションを経て得た『ナナ』役は台本やリハーサルを通じて演じる難しさを感じたが、心を込めて挑戦したと振り返る。

水樹奈々、オーディションで『クレしん』劇場版の役ゲット 共演者も驚き

 声優の水樹奈々が2日、都内で行われた『映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記』(8月9日公開)×Skyrocket Companyリスナー社員プレミアム試写会に出席した。同作の役をオーディションで獲得したと明かした。

『クレヨンしんちゃん』は「子どもの頃からずっと見ていた作品」だという水樹。「特に映画(版)は、笑って泣ける。しかも、大人が見てもグッと来る。大人になった今こそ見たい作品だと、あらためて思っています」と評した。

 数々の名アニメに声優参加し、ベテランの域に達しつつある水樹。本作で物語のカギを握る小さな恐竜・ナナを演じることに触れて「『(名前が)奈々だからナナに選ばれたんじゃないか』と皆に言われるんですけど、ちゃんとオーディションです!」と笑いながら訴えた。

 すると横にいたオズワルトの伊藤俊介が「オーディションなんですか!? 水樹奈々、オーディションなんですか!?」と驚くと、水樹は「本当です!」と返事。「『まさか決まるなんて!』と思ってビックリしたんです」と役を獲得した当時の心境を振り返った。

 いざ演じてみて「『ナ』しかしゃべれないので、そこに全ての思いを込めるために、本当に台本を読み込んで、『実際ナナは、こういうことを伝えたいんだろうな』というのをまず言語化して、それを『ナ』だけにどう込められるか、という。何回もリハーサルでいただいたVTRを見て、何度も(台本を)読み返して収録に挑みました。人間のキャラクターを演じるよりも難しいなと改めて思いました」と話した。

 同試写会には、オズワルドの畠中悠、小林由美子、野原しんのすけ、TOKYO FMのラジオ番組『Skyrocket Company』でパーソナリティーを務める浜崎美穂と眉村ちあきも出席した。

 同作は『クレヨンしんちゃん』劇場シリーズ第31作目。一大テーマパーク「ディノズアイランド」から現代によみがえった恐竜たちが大脱走。しんのすけたちが奮闘する様を描く。