【#今旬コレクション】岩瀬洋志、『タカラのびいどろ』で意識したのは“目元”「役としての特徴を目で表すのが一番難しかった」

AI要約

岩瀬洋志さんがドラマ『タカラのびいどろ』で演じる宝の役作りや共演者との関係について語る。

宝役の目元や立ち振る舞いに対する意識、小西詠斗さんとの初共演について。

撮影期間中の意外な交流やエピソード、学校での撮影を楽しんだ思い出について。

【#今旬コレクション】岩瀬洋志、『タカラのびいどろ』で意識したのは“目元”「役としての特徴を目で表すのが一番難しかった」

 テレビ情報誌「TV LIFE」で、今後さらなる活躍が期待されるネクストブレーク俳優の魅力を紹介する連載「#今旬コレクション」。WEB版では、本誌に収まりきらなかったエピソードをスペシャル動画も交えて紹介します。第86回はドラマ『タカラのびいどろ』(BS朝日ほか)に出演中の岩瀬洋志さんが登場です。

◆宝を演じる上で意識したことはありますか?

物語の中では大進(小西詠斗)より宝の方が年上の設定なので、詠斗君よりも年上に見えるように、立ち居振る舞いはもちろん、外見も大人っぽく見えるように意識しました。特に意識していたのは目元です。大進の目が大きくてキラキラしているのに対して、宝の目は切れ長でどこか伏し目がちというか。宝は幼少期に失われたものや、自分に欠けている部分、足りていない何かを常に探し求めているので、そういった部分が目元に表れているのかなと思いました。宝の考えていることに対しては共感できる部分が多かったので、役としての特徴は捉えやすかったのですが、それを目で表すのが一番難しかったです。

◆小西さんとは初共演となりますが、印象はいかがでしたか?

お会いする前までは、クールなお兄さんという印象でした。でも、実際に話してみると、かわいらしい部分もあって。僕自身、主演もBL作品も今回が初めてで、不安や緊張もあったのですが、最初の本の読み合わせの時から、細かい部分にもすぐに気づいてくださって。優しく頼りがいのあるお兄さんだなという印象に変わりました。

◆小西さんとは撮影期間中、いろいろと話し合いをされたようですが、具体的にどんなお話をされましたか?

僕の方が年下なので、最初はずっと敬語で話していました。でも、役の中では僕の方が年上ということもあって、詠斗君の方から「敬語じゃなくていいよ」と言ってくれて。最初はなかなか敬語がとれなくてぎこちなかったのですが、詠斗君が何でも優しく受け止めてくれるので自然に距離が近づいていって、いつの間にかタメ口で話せるようになりました。それからはお互いの役に関して、カメラが回る前に話し合ってから撮影に臨むようになりました。

◆プライベートの仲の良さが役に反映されていると。

はい。撮影終わりに一緒に焼き肉やラーメンを食べに行ったり、音楽の話で盛り上がったり…。僕が好きな曲を詠斗君にお薦めしたりしていました。あと、最近僕が格闘技を見ることにすごくハマっていて。撮影中は毎日のように詠斗君に話を聞いてもらっていました(笑)。

◆役どころ同様、基本的に小西さんは受け身の姿勢なんですね。

でも、僕が「ラーメン食べに行きましょう!」と誘った時は、「深夜で眠たい…」からと少し嫌がっていました(笑)。結局、次の日がオフだったこともあって食べに行けたのですが、最終的には替え玉までして「おいしい」と喜んでくれたので結果的によかったです!

◆撮影中、印象に残ったエピソードを教えてください。

僕の高校時代がちょうどコロナ禍で、思い描いていたような学園生活ができなかったので、学校での撮影をすごく楽しみにしていました。シーン的には少なかったのですが、見ているだけでも楽しめました!