【ライブレポート】a子、初フリーライブ「Good News Sessions」で1stアルバムの世界を表現

AI要約

a子が7月23日に東京・クラブeXで初のフリーライブ「Good News Sessions」を開催した。

「Good News Sessions」は、a子が1stアルバム「GENE」をリリースしたことを記念して企画されたもので、7曲の収録曲をパフォーマンスした。

ライブではa子が観客を独自の世界観へと引き込み、会場のボルテージを高め、最後にはクラブeXを混沌としたダンスフロアへと変貌させた。

【ライブレポート】a子、初フリーライブ「Good News Sessions」で1stアルバムの世界を表現

a子が7月23日に東京・クラブeXで初のフリーライブ「Good News Sessions」を開催した。

「Good News Sessions」は、a子が7月10日に1stアルバム「GENE」をリリースしたことを記念して企画されたもの。この日はクラブeXのフロアに長方形の白い床、広いステージに転々と配置された楽器、天井を覆うように設置された照明込みのスクリーンなどのセットが組まれており、a子はこの空間の中で「GENE」の収録曲を計7曲パフォーマンスした。

クリエイティブチーム・londog所属のバンドメンバーとともにステージに現れたa子は、「今日はありがとうございます。楽しんでください」とほほえむと「天使」でパフォーマンスを開始。腕利きのメンバーが刻む四つ打ちのビートに、自身のトレードマークでもある儚げなウィスパーボイスを乗せて観客を独自の世界観へと引き込んでいく。続く「samurai」で演奏を一気に加速させると、そのままハウスの要素を取り入れた「ベージュと桃色」を繰り出して会場のボルテージを高めていった。

ライブ中盤、a子はステージを取り囲む観客を眺めながら「めちゃ謎の空間ですよね(笑)。皆さん、ほんまにえらいです。ぐちゃぐちゃに並ばれたらどないしましょう?みたいな話をしてたんですよ」と、演奏中のクールな姿とは異なる柔和な表情で感謝を伝えた。彼女はグルーヴィなミディアムナンバー「good morning」でライブを再開すると、「つまらん」で場内にスペーシーな空間を作り上げる。最後はオリエンタルなフレーズを含んだ四つ打ちナンバー「racy」を披露し、クラブeXを混沌としたダンスフロアへと変貌させた。演奏を終えたa子は「ありがとうございました。a子のフリーライブでした。解散!」と笑顔で呼びかけながら、ステージをあとにした。

■ セットリスト

□ 「a子 Free Live "Good News Sessions"」2024年7月23日 クラブeX

01. 天使

02. samurai

03. ベージュと桃色

04. あたしの全部を愛せない

05. good morning

06. つまらん

07. racy