アイナ・ジ・エンド、映画主題歌に「今回は女の情念とか恨みとかを芽生えさせた状態。でも、とてもピュアな人間として歌いたいと思った」

AI要約

アイナ・ジ・エンドがアニメ映画「劇場版モノノ怪 唐傘」の公開記念舞台あいさつに登場。中村監督からの歌への絶賛や意気込みを語る場面が描かれた。

「モノノ怪」シリーズの主題歌「Love Sick」を担当するアイナは、今作での歌唱についての苦労や目指す音楽性について語った。

アイナと中村監督の初対面や、「再生回数はおれに任せてください」というエピソード、そしてアイナの歌に対する中村監督の称賛が紹介された。

アイナ・ジ・エンド、映画主題歌に「今回は女の情念とか恨みとかを芽生えさせた状態。でも、とてもピュアな人間として歌いたいと思った」

 歌手アイナ・ジ・エンドが27日、東京都内でアニメ映画「劇場版モノノ怪 唐傘」(中村健治監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

 「モノノ怪」は2007年に放送されたアニメシリーズで、主人公で謎の男・薬売りが、人の情念や怨念が取りついたモノノ怪が引き起こす怪異を鎮めるため、諸国を巡る物語。今作は男子禁制・豪華絢爛(けんらん)な大奥が舞台となっている。アイナは主題歌「Love Sick」を担当した。

 劇中で最後に流れるアイナの歌を絶賛した中村監督は、何度もエンディングを見ていると明かした上で「MV(ミュージックビデオ)も再生しています」とアイナに告白。この日、アイナはイベント前に中村監督と初対面し「『再生回数はおれに任せてください』と言われた。頼もしい」と感謝した。中村監督がさらに「きょう家から来る間もずっと再生していました」と言うと、司会が「きょうは握手会ではないんです」とツッコむ場面も。

 主題歌はキーが高いなど歌唱力が求められる曲になっている。アイナが「今回は女の情念とか恨みとかを芽生えさせた状態。でも、とてもピュアな人間として歌いたいと思った。泥くさくならないように気を付けた。透明感があるところは保とうと思った。しゃかりきにレコーディングしたわけではなく、わりと冷静さもあった。そこが一番難しかった」と説明すると、中村監督は「大正解です」と称賛していた。