ブックマーク推奨! 7月に見たい劇場公開中の映画やおすすめ配信ドラマまとめ

AI要約

7月にチェックするべき劇場公開中の映画や配信ドラマ、映画を紹介しました。

劇場公開中の映画では、『フェラーリ』や『メイ・ディセンバー ゆれる真実』など注目作品が上映中です。

配信ドラマでは、『フォールアウト』や『ザ・ボーイズ』などSF作品がPrime Videoで配信中です。

ブックマーク推奨! 7月に見たい劇場公開中の映画やおすすめ配信ドラマまとめ

Netflix、Prime Video、ディズニープラスやU-NEXT、AppleTV+で話題のドラマ、劇場公開中の映画など、7月にチェックするべきドラマ、映画をピックアップした。

──<劇場公開中の映画>──

■『フェラーリ』

マイケル・マン監督、アダム・ドライバー主演の伝記映画。フェラーリ創業者エンツォ・フェラーリの59歳、1957年に焦点を当て、妻ラウラとの関係、経営危機、公道レースのミッレミリアでの采配から、エンツォ・フェラーリという人物を描き出す。圧巻のレースシーンと美しい当時のレースカーの数々も見どころ。

TOHOシネマズ日比谷などで公開中。

■『メイ・ディセンバー ゆれる真実』

1996年に実際に起きた13歳の少年と36歳の女性の不倫という”メイ・ディセンバー事件”映画化するというメタ的構造のストーリー。監督は『キャロル』(2015)や『エデンより彼方に』(2002)などのトッド・ヘインズ。不倫した女性・グレイシーをジュリアン・ムーア、グレイシー役の女優をナタリー・ポートマンが演じた。事件当事者の目線と第3者の目線で真実を描いていく。

TOHOシネマズ日比谷などで公開中。

■『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』

スタイリッシュなアートハウス作品で世界的に注目され、『オール・アバウト・マイ・マザー』(1999)でアカデミー賞外国語映画賞を受賞してメインストリームに躍り出たペドロ・アルモドバル監督の短編最新作。1910年の西部の小さな町を舞台に、イーサン・ホークとペドロ・パスカルが積年の恋心を募らせる。衣装を手掛けたのはサンローランのクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロ。

ヒューマントラストシネマ有楽町などで公開中。

■『WALK UP』

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を5度受賞したホン・サンス監督の長編第28作目となる人間ドラマ『WALK UP』。舞台は、都会の一角にたたずむ地上4階・地下1階建ての小さなアパート。映画監督のビョンスは、娘ジョンスと、インテリアデザイナーの旧友ヘオクの所有するアパートを訪れる。アパートの階をひとつずつ上がるごとに、ビョンスを取り巻く人間模様は変化し、予測不能な4章の物語が紡ぎ出される。ビョンス役は『冬のソナタ』(02)のキム次長役で知られ、Netflixドラマ『寄生獣 ―ザ・グレイ―』(24-)などで活躍する俳優クォン・へヒョ。

ヒューマントラストシネマ有楽町などで公開中。

■『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ』

2024年アカデミー賞®で5部門にノミネートされ助演女優賞を受賞したほか、ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)と助演女優賞をダブル受賞した話題作。舞台は1970年12月、ボストン近郊の名門寄宿制男子校。ポール・ハナム(ポール・ジアマッティ)は、クリスマス休暇中、寄宿舎に居残る生徒たちの監視役を命じられる。一人息子を亡くしたばかりの食堂のおばさんメアリーと生徒のアンガスは一緒に休暇を過ごすことになるのだが。

TOHOシネマズ日比谷シャンテなどで公開中。

■『朽ちないサクラ』

『孤狼の血』等で知られる人気作家・柚月裕子による小説「朽ちないサクラ」を映画化。杉咲花が主演を務め、萩原利久、安田顕、豊原功補らが出演。『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利が監督を務める。女子大生が殺害された。彼女からストーカーの相談を受けながら先延ばしにしていた愛知県警は、その不手際を地元新聞にスクープされる。次に県警広報課に勤める泉(杉咲花)の友人が変死体となり発見され、泉は同期の磯川(萩原利久)とともに、独自捜査を始める。

渋谷シネクイントなどで公開中。

■『あんのこと』

河合優実・佐藤二朗・稲垣吾郎が出演し、『SRサイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督が、2020年に起こった事件を題材に映画化。幼少期から母に虐待され、小学4年生から不登校となり、12歳から売春を強要され、その過程で薬物依存症に陥ってしまった21歳の杏(河合優実)。人情派の刑事・多々羅(佐藤二朗)とその友人で週刊誌記者の桐野(稲垣吾郎)と出合い、人生が少しずつ上向きになっていくが、コロナ禍でせっかく獲得した居場所が奪われてゆく……。

──<配信ドラマ>──

■『フォールアウト』

ジョナサン・ノーランが製作総指揮に名を連ねるSFディストピアドラマ。舞台は2077年の核戦争で文明が壊滅し、人類の大半が死滅したアメリカ。生き残った人々は、地下の核シェルター「Vault」で規律を守り秩序に則った生活を送る集団、地上で賞金稼ぎをしながら生きている荒くれ者たち、横暴な軍事組織「BOS」の3つの組織に所属し、ギリギリのバランスを保ちながら命をつないでいた。ある時、核シェルターから父親がさらわれ、娘のルーシーは父を探すために初めて荒廃した外界「ウェイストランド」に出る。「Vault」出身のルーシーと、「BOS」のマキシマス、賞金稼ぎのクーパーの3人の運命は交錯し、事態は思いもよらぬ方向へ動き始める。

Prime Videoで独占配信中、全8話。

■『ザ・ボーイズ』

DCコミック傘下の出版社から出された同名のコミックが原作で、2024年6月13日にシーズン4が配信開始された。巨大企業ヴォートは、特殊能力のあるスーパーヒーローを雇用し、人命救助を行う裏で多数の殺人事件を起こしていた。ヴォートに恨みをもつブッチャーは、ザ・ボーイズを結成し、彼らの悪事を暴こうとする。シーズン4では、悪の枢軸ホームランダーの老いや仲間割れ、大統領選など現実とリンクするストーリー展開も見どころ。

Prime Videoで独占配信中、全8話。

──<配信で見られる映画>──

■『ブラックベリー』

1999年に登場し、一斉を風靡した携帯型端末「ブラックベリー」の栄枯盛衰を描くテック系伝記映画。リサーチ・イン・モーション(RIM)の創業者であるマイクとダグは、新商品をプレゼンするためにジム・バルシリーの元を訪ねていたが、専門用語だらけでオタク全開のプレゼンだったため、あえなく退散。ところが後日、ジムが突然訪ねてきてCEOになって商品を売ってやると言い出す。ジムの営業力とマイクの天才的発想力により、ついにブラックベリーは商品化され、瞬く間にAppleやGoogleと肩を並べる企業になるが業績は傾いていく。

Netflixなどで配信中。

──<配信で見られる韓国ドラマ>──

■『ソンジェ背負って走れ』

米「TIME」誌が2024年最高の韓国ドラマと評したことで話題の本作。ポップアップイベントは長蛇の列で主題歌(OST)はチャートを席巻するなど、韓国で社会現象となった。高校生のソルは自暴自棄になっていたが、音楽グループECLIPSEのソンジェからかけられた言葉により、再び生きることに前向きになる。ある日、ソンジェが自殺したというニュースが飛び込んでくる。病院へ駆けつけようとしたソルだったが、なぜかソルは過去へタイムスリップ。ソンジェの未来の運命を変えるために、ソルは過去を変えようと奮闘する。

U‐NEXTで配信中、全16話。

編集と文・遠藤加奈(GQ)