大注目のアイドルグループ・集団がデビュー! プロデューサーNARASAKIの語る “現象”

AI要約

6月29日、衝撃的なデビューを果たしたアイドルグループ・集団。NARASAKIと小倉ヲージがプロデュースし、超絶ブラストビートとキュートなパフォーマンスが特徴。

お披露目ライブ『集団GIG VOL.1』では満員のフロアで開催され、メンバーや観客の緊張感が漂いつつも楽しい雰囲気が広がった。

集団のビジョンは、良質なライブと可愛いパフォーマンスを提供すること。メンバーの可愛らしさが注目を集めている。

大注目のアイドルグループ・集団がデビュー! プロデューサーNARASAKIの語る “現象”

6月29日、衝撃的なデビューを果たしたアイドルグループ・集団。プロデュースを手がけるのは、アイドル楽曲やアニメ楽曲でも革新的ものを数多く手掛けてきたNARASAKI(COALTAR OF THE DEEPERS、特撮)のNARASAKIと、アイドルグループ・代代代を手掛けていた小倉ヲージ。お披露目ライブとなった『集団GIG VOL.1』では、超絶ブラストビートを爆音で奏でるバンドセットとキュートに歌い踊る4人のメンバー…という、かつてない空間が繰り広げられた。これはいったいなんなのか? 今後どうなっていくのか? と、興味を持たざるをえないものであった。

そこで今回はプロデューサーのNARASAKIに加え、メンバーから武者小路朱菜(むしゃのこうじあきな)、集団が所属する事務所の社長を迎え、集団とはいったいなんなのか? どこに向かっていくのかを探っていく対談をお届けする。

◆集団GIG VOL.1を終えて◆

ーーまずは、集団のお披露目ライブの感想をお聞かせください! お披露目からバンドセットでNARASAKIさんはギターを担当されていました。

NARASAKI いやあ、1曲目からギターの弦が切れるなんて、すごいスタートでした。お披露目1曲目から、そういう始まりだったという印象が大きいですね。でもそのおかげで、そこから冷静になれたかな。

ーー朱菜さんは、いかがでしたか?

武者小路朱菜 楽しかった…というのが一番の感想です。でも正直に言うと、あんまり記憶にないんですよ。フロアのお客さんたちの顔を見た時にやっと始まったんだ…という想いがあったのは覚えています。オーディションに合格してからの準備期間が、8カ月くらいとすごく長かったんですよ。

ーーそれはかなり長いですね。フロアはお客さんでパンパンでしたね。

武者小路朱菜 とても贅沢なお披露目でした。NARASAKIさんや小倉さん、スタッフのみなさんの力でこのようなお披露目を用意していただいて、私たちは恵まれていると思いました。NARASAKIさんをはじめ、バンドメンバーのみなさん、すごい人ばかりで…最初はその演奏の前で私たちがパフォーマンスするというのが不安でした。

ーーステージから見た、お客さんの雰囲気はどうでした?

武者小路朱菜 みなさん、緊張しているなとは感じましたね。私たちも緊張していましたが、お客さんも同じだ、と。

NARASAKI そうなんだ。お客さんの緊張、わかるんだ。

武者小路朱菜 わかります。雰囲気は伝わってきますよね。歓声とかもまだ様子見してるのかなって。

NARASAKI そうかそうか。曲が速いから、どう乗ればいいのかわからないかもね。好きに盛り上がって欲しいなぁ。ライブを重ねていくうちに、フロアも盛り上がってくれると嬉しいです。

ーーNARASAKIさんは、数多くのアイドルやアニメに楽曲を提供されていましたけど、集団はそれとは違う感覚なんでしょうか?

NARASAKI これまでもビートの速い楽曲は提供したりしていましたけど、7年前くらいに、速い曲メインのアイドルフループというのを思いついたんですよ。やるとしたら、自分でプロデュースするしかないんですが、僕はアイドルのプロデュースはしたことがない。そこでアイドルプロデューサーをやっていた小倉くんに持ちかけて、実現したんです。小倉くんがプロデュースしていた代代代が解散すると言うことで、最後の曲『ダンスは済んだ』を頼まれたんです。そのタイミングで、話をしました。

ーーアイドルの運営は小倉さん、楽曲に関してはNARASAKIさんということなんですね。

NARASAKI そうですそうです。運営はまったくわからないので、オーディションも小倉くんに任せました。曲に関しては、もうやると決まったらすぐに作りましたね。曲数としても充分じゃないってくらい一気に。やりたいことがはっきりしていて悩むことはないですから、作曲に関しては苦労はないですね。

ーー作曲に苦労しないというのは、ファンからしても頼もしく、嬉しいですね。まさかお披露目で、10曲もやるとは思いませんでした。

NARASAKI お披露目って、そんなにやらないんですか? 

武者小路朱菜 だいたい、3~4曲じゃないですか。

ーー多くても、5~6曲とかですよね。

NARASAKI  へぇ~! そうなんだ。知りませんでした(笑)。

ーー集団GIG VOL.1を観させてもらって、楽曲がいいとかそういうことよりも、いいライブだったという感想が一番にありました。

NARASAKI いいライブをやりたいというか、ライブ感を出していきたいという、そういうビジョンはありますね。

ーーあとは、4人のメンバーが可愛い、というのはありました。

NARASAKI おお~! それは嬉しい。

ーー歌声も、振り付けも、すべてが非常に可愛かったです。

NARASAKI 4人が可愛く見えていたなら、よかったです。それは目指していたひとつなので。僕もメンバーを見たいけど、ライブ中は手元しか見てないからメンバー見られないんだよね(笑)。