かたせ梨乃、「極妻」撮影時に「怖い人たち」から「姐さん」

AI要約

女優かたせ梨乃が「極道の妻たち」シリーズの撮影中に経験した思いがけないエピソードについて語る。

役になりきることがあまりにも過度になり、普段の生活でも怖い役を演じる傾向があるかたせ梨乃。

映画の影響力が大きいことを感じさせるかたせ梨乃のエピソード。

 女優かたせ梨乃(67)が、20日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分)に出演。ブレークのきっかけとなった映画「極道の妻たち」シリーズの撮影時に遭遇した思いがけないエピソードについて語った。

 普段から演技に没頭してしまうというかたせ。プライベートでも「役が抜けないというか…」と悩みを明かす。

 「怖い役」を演じている際には、役になりきるあまりに、タクシーで行き先を伝える時にもつい威圧的に言ってしまい、「ここはタクシーの中だった」と我に返ることも。「まずい、何とか降りるまでに修復しなきゃと思って、急に(運転手に)愛想よくなったり…」と笑いながら、振り返った。

 ナインティナイン岡村隆史(54)が、「『極妻』の時なんかは、そういう世界の方々というか、怖い人たちからも、ちょっと(あいさつされること)って、なかったですか?」と質問すると、かたせは、「あいさつされた」とうなずく。

 「新幹線で別れるシーンを撮っている時に、ちょっと人だかりになっちゃって。そういう方々のお出迎えがあって、(相手が)『あっ、分かりました』って。何が分かったんだろうって(思っていたら)、人よけを全部してくれて…」と、なぜか気遣いを受けたことを明かした。

 「私が『役なんですよ』って言っても、勘違いされて『姐さん』って…」と、改めて映画の影響力の大きさを振り返っていた。