『シャッフルアイランド Season5』2話ーー筋肉系男子、グラドルに“失恋”　好きなタイプは「羽生結弦」

　ABEMAにて、7月12日より放送中の恋愛番組『シャッフルアイランド Season5』。南国リゾートを舞台に、メンバーがふたつの島を行き来する“シャッフル”に翻弄されながら、7泊8日で運命の恋を見つけ出す、“全員陽キャ”のラブバカンス。この夏、最もホットな美男美女たちが本能のままに見せる、ときに熱く、ときには儚い恋に、視聴者も心もだえてしまうことだろうーー。

　以下より、7月19日放送の2話の見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

・番組史上初！　第3の島＝Island PURPLEからアレック＆COCOが恋をかき乱す？

　メンバーの滞在島は、2日目朝の時点で次の通り。

【Island BLUE】

SHUN、りくと、なおと、たいしろう、じゅんや、さゆり、あのん

【Island PINK】

ひゅうが、レオ、ちぴたん、なつみ、きょうか、あやか、さくら

　初日夜の“投票シャッフル”にて決まった通り、あのん（グラビアアイドル）がBLUE島、レオ（アパレル経営）がPINK島にそれぞれ移動。レオが多くの女子と初対面、あのんが大半の男子と1日ぶりの再会を果たしたところで、予定にはない“船”がそれぞれの島に到着。上陸したのは、PINK島にアレック（パーソナルトレーナー）、BLUE島にCOCO（タレント）。彼らがやってきたのは、BLUEでもPINKでもないーーなんと番組史上初となる第3の島＝Island PURPLEだという。

　このタイミングで、メンバーに初めて明かされたPURPLE島の存在。遡ること昨晩。アレックとCOCOは最初からPURPLE島に呼び出され、そのまま一夜を明かしたとのこと。予期せぬ環境に戸惑いながらも、お酒の力もあってか「酔わないと喋れない男？」と、まだ緊張混じりなアレックを、年上お姉さんがつつく関係性も心地よい。

　ふたりはすぐに打ち解けると、一緒に花火をして、COCOをハンモックに乗せて揺らして、今度は一緒にブランコに乗ってーーフィーリングで運命の相手を見つけるアレックだというが、COCOにはそれを「感じてる」というし、彼女がSeason3からのカムバックということで、その人となりを知っていることも大きかったのだろう。ふたりにはすでに明日朝、別々の島に向かうことが伝えられているが、早くも再会の約束が交わされたほか、まだ見ぬふたつの島にどんな異性がいるのか期待感を膨らませつつ、いまは目の前にいる運命の人（かもしれない人？）との時間に酔いしれる。PURPLEの色に相応しい大人な夜だった。

・レオ、さくら……2日目にして“ソフト失恋”経験したメンバーたち

　2日目に話を戻そう。この日の“シャッフルタイム”は、夕方に起きた1回のみ。移動は3日目朝なので、2日目におけるメンバーの動きは実質、レオ・あのん、そしてPURPLE島組のみとなった。

　それもあってか、PURPLE島からのサプライズこそあれど、1日目に比べると時間の流れが緩やかとなったこの日。メンバーの恋事情もまた、まだ男女とも大半のメンバーと顔合わせができていないことから、目の前の異性ではなく、思い思いのメンバーに大いに期待（あるいは幻想？）を抱いていることが伝わってきた。それゆえ、2ショットをした多くのペアで、“ソフト失恋”の様子が垣間見える場面も。

　BLUE島では、レオがなつみ（タレント）を2ショットに誘うも、彼女が初日に明かされたシルエットで選んでいたのは、じゅんや（モデル）。昨晩も“投票シャッフル”の際に「私と恋しませんか？」とメッセージを送るなど、まだ対面こそ叶わずとも彼に対する想いは揺らがぬよう。レオからの好意の探りをそれとなく、かわす。

　さくら（モデル）はアレックとの2ショットにて、ひと目見ただけで“うわっ”と惹かれたことを告白。ここまで明かされてこなかったが、アレックがPURPLE島で過ごした時間についてやはり気になるようで、この問題にやはり言及が。詳細こそ濁したのだが、自身のほかに女子1名のみがいて、楽しい時間だったと伝えると、さくらは言葉にこそせずとも、そんなふたりきりの状況を「ズルい、いいな……」と、“私もそうしたかった”と羨む表情に。

　アレックもまたさくらの存在を意識していたことから、全体を通して会話が弾んだ2ショットだったのだが……この日の夜、男子部屋でCOCOについて「人生2、3回目くらいのガチ」と、さくら以上にその存在の大きさに惹かれつつあることをこぼしたアレック。さくらもまた、静かにソフト失恋か。

・なおと＆“逆羽生”ことたいしろう、あのんに失恋　3日目朝のシャッフルメンバーも？

　BLUE島はさらに悲惨な状況に。昨晩のシャッフルにて見事、自身のBLUE島に愛しのあのんを呼び寄せたのが、なおと（アーティスト）とたいしろう（パーソナルトレーナー）。だが、あのんとの2ショットをいざ決行するも、なおとにはそこまで興味なさげ。たいしろうには好きな男子のタイプとして、フィギュアスケート選手の羽生結弦の名前を挙げられてしまった。ここはぜひ、見逃し配信でご確認いただきたい。ソース顔、筋肉モリモリな“逆羽生”ことたいしろうの顔が、完全に死んでしまっていたので……。

　また、じゅんやはCOCOと2ショットするも、彼女の胸にはアレックとの思い出が。「気持ちが決まっているわけじゃないけど、“楽しかったな”って」と昨晩を振り返る姿に、可能性はないと見込んだのだろう。さくらと2ショットしたアレック同様、ともに過ごした時間の詳細こそ濁していたあたり、離れ離れなふたりの本気ぶりが伺える。本気なときこそ、思い出はふたりだけの宝物にしておきたいし、人に知られたくないというのが世の常ではないだろうか（もちろん人によりけりだろうが）。

　そのほか、初日に“無双状態”だったあのんがりくと（インフルエンサー）にメロメロにさせられた以外、特に大きな恋の発展も、あるいは番組の見どころである熱いスキンシップも見られなかった2日目。ただ終盤、この日唯一のシャッフルタイムが発生。BLUE島では男子限定で樽持ち（というか担ぎ？）ビーチレース、PINK島では女子限定でビーチフラッグ対決が行なわれ、見事に王座を勝ち取ったたいしろう＆なつみのシャッフルが決定した。“逆羽生”なあの男子は早々にあのんを諦め、次の恋へとリンクを滑り抜けるようだ。判断の早さは時として、恋の情熱よりも着実に、勝利へと近づく一歩なのかもしれない。

　そしてなにより、次回予告ではSHUN（マーケティング会社経営）が年下なはずのさゆり（モデル）に激詰めされる様子や、じゅんや×なつみが夜のプールで……といった、ワクワクさせられる映像が公開されていた。『シャッフルアイランド』が特にアツくなるのは、なんといっても後半戦から。そんな盛り上がりへのインターバルだったと、今日のところは腑に落としておこう。