「ビートルズの喜びと幸せにあふれた写真」内覧会に小倉智昭さんも 19日から東京・六本木

AI要約

写真展「1963~64 Eyes of the Storm」が東京・六本木で開催。ビートルズメンバーのポール・マッカートニーさんが撮影した写真約250点が展示される。

写真は、ビートルズ旋風が吹き荒れた1963年12月から64年2月までの3カ月間を捉えており、ファンやメンバーの日常を切り取っている。

英国ナショナル・ポートレート・ギャラリーのキュレーターが来日し、写真展の魅力について語る。内覧会にはタレントの小倉智昭さんも訪れ、興味深いポイントを挙げる。

「ビートルズの喜びと幸せにあふれた写真」内覧会に小倉智昭さんも 19日から東京・六本木

元ザ・ビートルズのメンバー、ポール・マッカートニーさん(82)が撮影した写真約250点を集めた写真展「1963~64 Eyes of the Storm」が19日から東京・六本木の東京シティビューで始まるのに先立ち、特別内覧会が18日、著名人らを招いて開かれた。

写真は、ビートルズ旋風が吹き荒れた1963年12月から64年2月までの3カ月間に、その〝台風の目〟の位置からマッカートニーさんが撮影したもの。熱狂するファンや報道陣、あるいは仕事の合間にくつろぐメンバーらが被写体になっている。

キュレーターを務める英ナショナル・ポートレート・ギャラリーのロージー・ブロードリーさんが来日し、「マッカートニーさんが、日本のカメラ、アサヒペンタックスで撮影。ほとんどすべての写真が世界初公開です。マッカートニーさんと一緒に、日常を切り取った日記のような写真を選びました。写っている誰もが柔和な表情をしていますが、音楽の世界で頂点に立ったビートルズの喜びと幸せにあふれた写真だといえます」と語った。

マッカートニーさんにインタビューをしたことがあるタレントの小倉智昭さん(77)も内覧会を訪れ、「当時のポールの目線がフィルムに収まっているのが興味深いが、名所旧跡まで撮っており、あのビートルズもこういうものに興味があったのかと面白かった」と笑顔で感想を語った。

写真展開催は英、米に次ぐ3カ所目。東京は9月24日まで。入館料は一般2600円▽学生1800円▽子供(4歳~中学生)1000円。10月12日から大阪展を開催する。(石井健)