近藤真彦「勝負でいったら負けですよね?」 かつての週刊誌との攻防を告白「暗黙のルールがあった」
歌手の近藤真彦が1979年にデビューし、アイドル時代に週刊誌との攻防を明かす
週刊誌が出たての頃は写真週刊誌が何でもかんでも取材しようとしていたが、近藤は変装をせず普通に出かけていた
近藤は週刊誌の記者を見破り、写真撮られる前に対処する方法を会得していた時代があり、関係は比較的良好だったという
歌手の近藤真彦(59)が15日放送のフジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲスト出演。アイドル時代の週刊誌との攻防を明かす場面があった。
近藤はゲストの勝手なイメージをぶつける「ぽいぽい」トークに登場。1979年にレコードデビューし、数々のヒットを飛ばし、スーパーアイドルとして活躍した。
視聴者からの「週刊誌とよくケンカしてた、っぽい」というイメージに「〇」を掲げた近藤は「当時、写真週刊誌が出たての頃で何でもかんでも写真撮って、記事にしようとしていた」と説明。「よく変装してどこか出かけられたんですか?って言われるんですけど、僕らあまり変装しなくて。出かけてたんですよ」とした。
そのうえで「マンションとかも知られてて、それがなんか僕が女性と噂らしいっていうので、僕のマンションの下に車が停まっていたんです。“怪しいな”と思って」と近藤。カップルだったが、毎日のように停まっており、「カップルなんですけど、チラッと光ったものがあった」ことで確信し、3日目に「コンコン」と窓を叩いたという。
「雑誌社でしょ?」「そうですけど」「なんでここにいるの?」「政治家がここにいるんで」「政治家張るような感じじゃないよね?」
記者とのやり取りを明かし、近藤は「ぶっちゃけ僕はあなたたちのことを見破ったんだから、勝負でいったら負けですよね?」「もし見破らないで撮られたら、何も抵抗できなくて、出されちゃうんだから、勝負でいったら負けですよね?」とぶつけたという。
すると名刺を渡されたそうで、「それを持って、事務所に持っていって、“昨日、こんな人が僕の家の前にいました”って。その人たちは写真も取らずに帰っていった」といい、「そういう暗黙のルールがあった時期もあって、いい関係と言えば、いい関係でしたよ」と振り返った。
当時通っていたディスコでも出口で張られていたそうで「写真撮られる前に、あいつ怪しいなっていうと、友だちの歌手の子たちと“怪しくないあなた!”“あんたどこどこの人じゃないですか?”っていうと名刺出すっていう。“僕、見つけたんだからね”っていうと、名刺置いて帰る。今は撮り逃げもあるだろうけど。そんなのはありました」とした。
当たりをハズしたことは?との問いには「よっぽど注意して言うからハズしたことはない。ただ言わないこともいっぱいありましたよ。怪しいけど言えないこともあった」と説明。「(気付かないで撮られることのほうが)確かに多かったですね」とした。