「なんて微笑ましい光景」赤ちゃんに何をされても動じない“おじいちゃん”柴犬に貫禄…飼い主に普段の関係性を聞いた

AI要約

赤ちゃんの好きにさせる柴犬の貫禄ある姿が、Instagramで話題となっている。

飼い主さんが「べりじぃと孫の距離近づいてきてる」というコメントと共に投稿したのは約50秒の動画。

動画では、“べりじぃ”こと柴犬のべりやんくん(推定15歳の元保護犬・男の子)がゴロンと床に横になっている。その隣には、同じような体勢で寝転ぶ“孫”がいる。飼い主さんの生後5カ月(撮影当時)の娘だ。

娘さんが体をモゾモゾと動かすと、まるで蹴ってしまったかのように足がべりやんくんにヒット。そして、寝返りをすると、べりやんくんにくっつきそうな距離に近づく。

さらには、べりやんくんの背中をつかんだかと思うとそのまま引っ張っている。ワシャワシャと毛の感触を楽しんでいるようだが、一見すると、べりやんくんの毛を引っこ抜いているようにも見える。

自由に動く娘さんはべりやんくんに興味津々のようだ。しかしべりやんくん自身は、蹴られても毛をワシャワシャされても動じておらず、全てを受け入れているよう。その後ろ姿からはどことなく貫禄を感じる。

そして、その娘さんとべりやんくんの可愛らしいやり取りを、一緒に暮らす柴犬のむくみちゃん(6歳・女の子)が、ソファの上から静かに見ていた。

「なんて微笑ましい光景」赤ちゃんに何をされても動じない“おじいちゃん”柴犬に貫禄…飼い主に普段の関係性を聞いた

赤ちゃんの好きにさせる柴犬の貫禄ある姿が、Instagramで話題となっている。

飼い主さん(@shibainu.berry)が「べりじぃと孫の距離近づいてきてる」というコメントと共に投稿したのは約50秒の動画。

動画では、“べりじぃ”こと柴犬のべりやんくん(推定15歳の元保護犬・男の子)がゴロンと床に横になっている。その隣には、同じような体勢で寝転ぶ“孫”がいる。飼い主さんの生後5カ月(撮影当時)の娘だ。

娘さんが体をモゾモゾと動かすと、まるで蹴ってしまったかのように足がべりやんくんにヒット。そして、寝返りをすると、べりやんくんにくっつきそうな距離に近づく。

さらには、べりやんくんの背中をつかんだかと思うとそのまま引っ張っている。ワシャワシャと毛の感触を楽しんでいるようだが、一見すると、べりやんくんの毛を引っこ抜いているようにも見える。

自由に動く娘さんはべりやんくんに興味津々のようだ。しかしべりやんくん自身は、蹴られても毛をワシャワシャされても動じておらず、全てを受け入れているよう。その後ろ姿からはどことなく貫禄を感じる。

そして、その娘さんとべりやんくんの可愛らしいやり取りを、一緒に暮らす柴犬のむくみちゃん(6歳・女の子)が、ソファの上から静かに見ていた。

微笑ましい娘さんとべりやんくんのやり取りには「可愛い べりやんの貫禄すごいね」「なんて微笑ましい光景」「朝からキュンキュンして心が潤いました」との声が寄せられ、多くの人が癒やされているようだ。

◆娘さんから近寄っていった

動じない姿は子守のベテランのようなべりやんくんだったが、投稿には「距離が近づいてきてる」とある。最初から仲良しな様子ではなかったのだろうか?現在、変化はあったのか?

普段の関係を飼い主さんに聞いてみた。

ーーそれぞれ何をしていたの?

べりやんの定位置であるリビングで娘がゴロゴロしていて、べりやんを見つけたので近寄っていった感じです。むくみは娘の動きに警戒してソファから様子を見ている感じです(逃げている)。

ーーどれくらいの間、一緒にいた?

ほんの数分です。娘は基本的には囲いのあるベッドで遊んでいるか、抱っこされている状態なので、リビングの床でゴロゴロは数分ぐらいです。

あんまり長い時間になるとべりやんも多分ストレスになるので、動画が終わったところぐらいで、娘は抱っこでべりやんとは離しています。接触時間は数分程度にしています。赤ちゃんは悪気なく毛を引っ張ったり、蹴ったりしてしまうので…。べりやんは許していますが、数分を越すと多分逃げちゃいます。

むくみはソファで見つめたままです。べりじぃ(べりやん)が孫(娘)にちょっかい出されているのを見て「私は逃げとこう」って思っているはずです。

ーーその様子を見て、どう思ったの?

嬉しいです。子どもはべりむく(べりやんとむくみ)に触りたくてちょっかいを出していくと思いますが、ほとんどの動物は子どもにちょっかいを出されるのは苦手だと思います…。子どもがそれを理解してべりむくが嫌がることをやらないように、これから教えていきたいなぁ、と思っています(現実はどうなるか分かりませんが)。

◆家族という認識はあるけど…

ーー娘さんと2匹の性格を教えて。

娘:現在は生後7カ月。気が短い、乱暴、わがまま、抱っこ大大大好き、かまってちゃん。ばあば大好き(一番面倒みてくれて、一番優しい)。

べりやん:頑固一徹、超マイペース。異次元で生きているのか?と思うぐらい、食べることと散歩以外に興味がないです。

むくみ:気が強い、警戒心が強い。家族大好き、自分と仲良くしてくれる人大好き。甘えん坊です。

ーー娘さんと出会った当初の2匹の様子はどうだった?

生後3カ月ぐらいまでは日中はほぼ抱っこか、寝る時は寝室のベビーベッドで寝ていたので、べりむくとは接触する機会があまり無かったです(娘は抱っこされているか、ベッドなので高さがあるところでほぼいるため、足元に居るべりむくとは接触がほぼ無い)。

生後3~4カ月ぐらいまで、本当に娘の存在に気付いてない感じでした。生後5カ月ぐらいで、床で遊んだり、腹ばいをしだしたりした頃から、多分認識し始めたかと思います。

ーー現在の仲はどう?

生後3カ月の頃からはだいぶ距離が近付いており、今ははっきりと娘の存在を認識しています。

ただ、べりやんは興味が無いです。今のところ娘がべりやんに何をしても動じていません。べりやんは娘が好きでもなんでもなく、興味がないんです。

むくみは、娘は普段から泣いたり、バタバタしたり、ちょっとややこしい存在なので、少し距離(柴距離)を取っています。近付いてきて、とばっちりを喰らう雰囲気がしたらそっと逃げています。

べりむくはフリーで過ごしていますが、娘は囲いがあるベッド内に居ることが多いので、同じ空間には居ますが、触ったりするのは1日の中でも数分ぐらいです。

ーー娘さんたちの関係を例えると?

娘→べりむく:毛がもふもふの家族。いつも居るので家族という認識はあると思います。もふもふしていて気になる存在ではあると思います。

べりやん→娘:新入りだと思っています。空気のように受け入れて、新しい家族という認識はあるようなので。

むくみ→娘:ややこしい妹です。家族が妹をあやす姿を見ているので、家族という認識はあると思うけど、自分にとっては触られたり、泣き出したり、何をするか分からない存在なので。

それぞれ家族という認識はあるようなので満足しています。

なお、娘さんを受け入れていたべりやんくんだが、実は引き取った時、以前の飼い主の飼育放棄が理由で、近付くと威嚇する、触ろうとすると噛もうとしたという。その後は年齢を重ねるなどして、現在は慣れた人限定で触ることができるようになったとのこと。

そんな経緯もあってか、今回の様子に「娘に対して、こんなに大らかになんでも許してくれる姿を想像できませんでした。本当にいいおじいちゃんになりました!」と飼い主さんは喜んでいた。

その一方で、飼い主さんは「ちょっかいはべりむくが迷惑と思わない範囲内にとどめておきたい。何をしたら嫌か、ということを娘に教えていきたいです」とのことだった。今後、どのような仲を築いていくのだろうか。