超高濃度の酸性雨が人々を襲う『ACIDE/アシッド』8月30日公開 予告編&ポスターも

AI要約

酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々の決死の脱出劇を描く映画『Acide(原題)』が、『ACIDE/アシッド』の邦題で8月30日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開されることが決定した。

第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門やシッチェス・カタロニア国際映画祭に出品され、2024年セザール賞視覚効果賞にノミネートされた本作は、人、家、街、すべてを溶かしていく、超高濃度の死の酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々の脱出劇を描くサバイバルスリラー。Netflix映画『群がり』で長編デビューを果たしたジュスト・フィリッポが監督と脚本を務めた。

主人公ミシャルを演じるのは、『冬時間のパリ』『ベル・エポックでもう一度』などのギョーム・カネ。ミシャルの元妻エリースを『若い女』でセザール賞有望若手女優賞にノミネートされたレティシア・ドッシュが演じた。

超高濃度の酸性雨が人々を襲う『ACIDE/アシッド』8月30日公開 予告編&ポスターも

 酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々の決死の脱出劇を描く映画『Acide(原題)』 が、『ACIDE/アシッド』の邦題で8月30日よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開されることが決定した。

 第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門やシッチェス・カタロニア国際映画祭に出品され、2024年セザール賞視覚効果賞にノミネートされた本作は、人、家、街、すべてを溶かしていく、超高濃度の死の酸性雨が降り出した世界を舞台に、極限状況に陥った人々の脱出劇を描くサバイバルスリラー。Netflix映画『群がり』で長編デビューを果たしたジュスト・フィリッポが監督と脚本を務めた。

 主人公ミシャルを演じるのは、『冬時間のパリ』『ベル・エポックでもう一度』などのギョーム・カネ。ミシャルの元妻エリースを『若い女』でセザール賞有望若手女優賞にノミネートされたレティシア・ドッシュが演じた。

 異常な猛暑に見舞われたフランスの上空に不気味な雲が現れる。それは南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険な雲だった。北部の地方都市に住む中年男性ミシャル(ギョーム・カネ)と元妻エリース(レティシア・ドッシ)は、寄宿学校に預けていた十代の娘セルマをからくも救出するが、あらゆるものを焼き尽くすように溶かす強酸の雨は、容赦なく大勢の市民の命を奪っていく。フランス全土が大混乱に陥るなか、安全な避難場所を探し求めてあてどなく歩き続ける親子の行く手には凄まじい群衆パニックと、あらゆるものを溶かす高濃度酸性雨のさらなる恐怖が待ち受けていた。

 公開された日本版ポスタービジュアルは、アスファルトをも溶かしていく高濃度酸性雨の水溜まりが捉えられている。水の中をよく見ると、どんよりとした空の反射と、まるで溶けていくかのように歪んだ女の子の顔が見える。

 あわせて公開された予告編には、次々と街を破壊していく死の雨、逃げ惑いパニックに陥る群衆、そして懸命に生き延びようとするミシャルたち家族の姿が。突如降り出した強力な酸性雨が世界を変貌させていく様子がまざまざと映し出されている。