「デッドプール&ウルヴァリン」ワールドツアー始動 ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが中国、韓国で“神ファンサ”

AI要約

デッドプールとウルヴァリンの新作映画「デッドプール&ウルヴァリン」が7月24日に世界最速公開決定。

中国・上海、韓国・ソウルでファンイベントが開催され、ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが登壇。

17年間の親交を語り、ファンに感謝のメッセージを送った3人が熱いトークを繰り広げた。

「デッドプール&ウルヴァリン」ワールドツアー始動 ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンが中国、韓国で“神ファンサ”

デッドプールとウルヴァリンの2大ヒーローが共演する、アクション・エンターテイメント最新作「デッドプール&ウルヴァリン」。日本では、7月26日(金)の全米公開より2日早い、世界最速となる7月24日(水)に劇場公開されることが決定。そんな中、ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンをはじめとしたキャスト&スタッフが集結するワールドツアーが7月2日から始動。まずは、アジア(中国・韓国)でのプレミアイベントが開催された。

■中国・上海で行われたファンイベントからスタートしたワールドツアー

ライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンは7月2日、中国・上海の上海フィルムアートセンターへ。

巨大なデッドプール像が出迎える会場には中国全土から熱量の高いファンたちが集い、サイリウムを持ってウェーブをするなど会場は大いに盛り上がった。そこへ本作の脚本・製作も手掛けるウェイド・ウィルソン、デッドプール役のライアン・レイノルズ、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマン、ショーン・レヴィ監督が手を振り笑顔で登壇すると、悲鳴ともいえるほどの黄色い歓声が上がった。

トークパートでは、監督の熱い想いや、物語を牽引する2大ヒーローを演じたライアンとヒューが肩を組み熱い友情を語り合うなど熱いトークが展開され、会場内は熱気に包まれた。最後にファンたちと共に記念写真を撮影し、中国ファンイベントは大盛況のなか終了した。

■韓国・ソウルのチャンチュンアリーナにて韓国ファンイベントが開催

そして、ライアン、ヒュー、ショーン・レヴィ監督は、中国からそのまま、韓国・ソウルのチャンチュンアリーナに足を運び、待ちわびた2,000人の韓国ファンの前に登場した。

全身デッドプールやウルヴァリンのスーツで本格仮装をするなど熱のこもったファンたちに大熱狂で迎えられた3人は、レッドカーペットをゆっくり進みながら、たっぷりと40分の時間をかけてハイタッチやサイン、セルフィー撮影を行う神対応のファンサービスで、ファンたちとのひと時を楽しんだ。

■17年育んだ“愛”の語りと神対応のファンサービスに大熱狂

ステージ上では、最新作にまつわるQ&Aが行われ、プライベートでも親交が深いライアン・レイノルズとヒュー・ジャックマンの息ぴったりのトークが繰り広げられた。出会って17年間育んできた“愛”をファンの前で披露した。

互いを愛らしいと思った瞬間を問われたヒューは「僕がライアン(デッドプール)に何度も何度も繰り返しパンチを浴びせるシーンの撮影でも、彼は泣きながら“それでも君を愛している”って言うんだよ。そのとき確信したんだ。この愛は本物だって(笑)」と、ライアンからの深い愛を感じたエピソードを明かした。ライアンも「ヒュー(ウルヴァリン)の首を切り落とそうとした翌日の晩、彼は僕と一緒に夕飯を共にしてくれた。その時に確信したね、これは愛だって(笑)」と満面の笑みでコメントを返した。

物語の中では度々ぶつかるキャラクターを演じる2人だが、壮絶な撮影の後でも変わらず仲良く過ごしていた模様がうかがえる。そんな2人を愛らしいと感じた瞬間についてショーン監督は「デッドプールの赤、ウルヴァリンの黄色のスーツを着て、2人が目の前に現れた時、『ああ、僕はこの2人を愛している』って心から思いました。目の前に本当のヒーローが現れたようなものでしたから」とコメントした。念願かない目の前に人気ヒーロー、デッドプールとウルヴァリンが揃った感動の瞬間を振り返った。

■3人の愉快な掛け合いが展開したトークパート

その後もユーモアをたっぷりと交えながら、3人の愉快な掛け合いが展開。ライアンが「4歳の娘は僕のことより、彼(ヒュー)のことがずっとずっと好きなんだ。彼女はウルヴァリンに完全に心を奪われている。首ったけなんだ。真夜中に起きてきてさ、『ねえ、ウルヴァリンは来るの?』って僕に聞くんだよ」とかわいらしいエピソードを語った。ヒューが夜中でも(ウルヴァリンの)爪をつけてライアンファミリーのもとに駆け付けた時の話を披露するなど、17年来の親友ならでは熱いトークが見られた。

彼らのステージをファンたちは目を輝かせ見守っていた。最後にヒューが「僕たちの演じている役をみなさんが25年もの間、ずっと支持してくれてきた。みなさんが今回の映画も大好きになってくれることを願っています。この映画に参加したすべての人々に対しても僕にとってもこの映画は誇りに思えるものになった。あなたたちもきっと大好きになってくれると思う」と語った。

ライアンが「今回こうして、この映画をお見せすることができて、胸がワクワクしていますよ。この映画を作るのに、約6年間を費やしましたから、今まで僕が関わってきた映画の中でも最も誇りに思える一本です」と語った。それぞれメッセージを贈り、ショーン監督も改めてファンたちに溢れる感謝の想いを伝え、トークパートは終了した。集まったファンをバックにセルフィ―撮影も行われ、時間が惜しまれながらも、大興奮の韓国ファンイベントは幕を閉じた。

なお「デッドプール」(2016年)はディズニープラスで配信中。