〈公衆プールでの“迷惑”性的行為〉子連れ客が激怒!「更衣室のカーテンは閉めないでください」の張り紙も効果薄で…施設担当者は「客足が遠のいた」「でも明らかなルール違反でないと注意できない」

AI要約

鹿児島市の温浴施設や市民プールでの不適切な行為により問題が発生

プールでの異常な行動や男性利用者の不適切な様子が目立つ

運営側はマナー向上のためポスター掲示や注意喚起を強化

〈公衆プールでの“迷惑”性的行為〉子連れ客が激怒!「更衣室のカーテンは閉めないでください」の張り紙も効果薄で…施設担当者は「客足が遠のいた」「でも明らかなルール違反でないと注意できない」

今年3月、鹿児島市の温浴施設が燃料費などの高騰に加え、男性利用者によるモラルのない不適切な行為などにより閉店に追い込まれた。じつは迷惑行為に悩まされているのは温泉施設だけではない。夏に向けて営業が開始される市民・区民プールの中にも、一部の利用者たちから“出会いの場”とされている施設があり、他の利用者からクレームがきているという。プールの運営側はどのような不適切利用に悩まされ、対策を練っているのか?

地域特化型のある掲示板では都道府県ごとに各プール施設名がスレッドとして並び、その中では「12時過ぎから競パンで泳いでます」「明日朝イチから行きます。ガッチリ競パン」といった書き込みがなされている。

これらの施設は、大人専用のプールでもなければ、男性専用プールでもない。そのほとんどが、地域周辺の家族やカップル、子どもなども利用するプールばかりだ。

たとえば、東京23区内のど真ん中という好立地にある区民プール。ここに毎年子連れで通っているという40代の父親は、苦虫を噛み潰したような顔で次のように証言する。

「近くに広い公園もあって、子どもを遊ばせるには絶好の場所なので、毎年遊びに行くんですけど……いつもプールサイドにはブーメランパンツを着用したマッチョな男性がズラッと寝そべっているほか、彼らを物色するかのようにプール内を練り歩く男性や、人目を気にせずイチャついている男性利用者たちがチラホラいて……とにかく異様な光景です。

それに、なぜか男性更衣室の至るところに『カーテンは閉めないでください』『二人ではいらないでください』と貼り紙がされています。中で何かやらかしてしまう人がいるからでしょうか……。少なくとも子どもの前でおおっぴらにモラルのない行為をするのは本当に勘弁してほしいですね」

前出の掲示板によると、このプールは全国的にも有名な“聖地”とされているらしい。このプールの運営は区によって管理されているが、管轄区のスポーツ振興係は言う。

「昨年11月にも、利用者から『明らかに本来のプール利用目的とは異なる方々がいて、子どもたちが安心して利用することが難しい』とご意見をいただきました。

区としては、利用者に対してマナーに関する注意喚起のためのポスター掲示をはじめ、施設職員や警備員の巡回を強化し、公の秩序を乱す恐れのあるお客様を見つけた際には、その都度、直接注意する体制を整えています」