特別展「旧嵯峨御所 大覚寺」来年1月から開催、狩野山楽の「牡丹図」など展示…俳優の吉岡里帆さんがPR大使

AI要約

真言宗大覚寺派大本山・大覚寺(京都市右京区)に伝わる寺宝を紹介する特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱(りょうらん) 御所ゆかりの絵画―」の報道発表会が東京国立博物館で行われた。

同展は来年1月21日~3月16日、同館平成館で開催され、重要文化財を含む障壁画や本尊「五大明王像」などを123面展示する。

大覚寺は、876年に寺に改められた歴史ある寺で、俳優の吉岡里帆さんが展覧会をPRし、障壁画や天皇の書など多彩なコレクションが楽しめると呼びかけた。

 真言宗大覚寺派大本山・大覚寺(京都市右京区)に伝わる寺宝を紹介する特別展「旧嵯峨御所 大覚寺―百花繚乱(りょうらん) 御所ゆかりの絵画―」(読売新聞社など主催)の報道発表会が4日、東京国立博物館(東京・上野公園)で行われた。

 同展は来年1月21日~3月16日、同館平成館で開催される。安土桃山~江戸時代の画家・狩野山楽による「牡丹(ぼたん)図」(重要文化財)など障壁画を、会期の前・後期合わせて123面展示する。平安時代の仏師・明円(みょうえん)による本尊「五大明王像」(同)や、大覚寺とゆかりの深い天皇の書なども並ぶ。

 大覚寺は、平安時代に嵯峨天皇が造営した離宮が前身で、876年に寺に改められた。発表会では京都府出身で同展PR大使を務める俳優の吉岡里帆さんが、「障壁画が100面以上集まるなど、またとない機会をぜひ楽しんでいただきたい」と呼びかけた。