「腸活女王」加治ひとみがオンラインサロンを開始、LAでひらめき「本来の自分に帰れる場所に」

AI要約

加治ひとみが「腸活」ブームの火付け役としてオンラインコミュニティーを開設し、自身の腸活や美容について語る。

10年以上続けた腸活が美容業界でも注目され、メディア露出も増える中でオンラインサロンを立ち上げる。

参加者が共に学び合い、励まし合えるコミュニティーを目指している。

「腸活女王」加治ひとみがオンラインサロンを開始、LAでひらめき「本来の自分に帰れる場所に」

 「腸活」ブームの火付け役として話題となったモデル、タレントの加治ひとみ(36)が、10日からオンラインコミュニティー「Kubire Salon」をオープンする。「腸活」との出会いから、オンラインサロンを通して実現したい夢について語った。

 もともと自身のアレルギーやアトピー体質に悩まされていたといい、「自分の体調や体形を変えたいという思いで、22歳ごろにピラティスの先生に食の知識などを教えてもらって。そこから腸内環境を整える『腸活』がスタートしました」。

 28歳で遅咲きのデビューを果たし、美容の仕事が増えたのは今から4、5年ほど前だという。約10年続けてきた腸活により、30歳を越えても健康的に引き締まったボディーや美肌が美容雑誌の編集者らの目に留まった。

 「『どうしてなの?』って質問に答えていく中で腸活の話になっていって。今では『私といえば腸活』みたいな感じですが、周りの皆さんがそのイメージを作り上げてくださった感じですね」。

 「腸活女王」としてメディア露出が増え、「美腸プランナー」の資格も取得。食事やライフスタイルについてつづった書籍なども発売した。

 しかし「このお仕事って基本的に一方型で、私が発信するだけ。(情報を受け取る)相手が見えないところにモヤッと感を抱えていたんです」と振り返った。 1年半前に訪れた米ロサンゼルスでは「みんなで何かをするサークルみたいなコミュニティーが多かったんです。学びと楽しさを両立していて」。参加者の顔が見えて、横のつながりも生まれる「オンラインサロン」を始めることをひらめいた。

 そこから約1年の準備期間をへて、「Kubire Salon」オープンにこぎつけた。腸活はもちろん、「フィットネス」「美容」「語学」など内容は多岐にわたる。月に1回のオンライン授業でそれぞれの分野のプロから学び、対面のイベント開催も予定しているという。

 参加者の事前募集もスタートしており、20代半ばから30代後半くらいの女性が多いという。「サロンが本来の自分に帰れる場所になってもらえたらうれしいと思っています。趣味や目標が同じ方向性である仲間と、励まし合って成長していけるようにしたい」と話した。

 サロンの展望を聞くと、「ゆくゆくは私がいなくても、参加者同士で情報をシェアしあえるような場所にしたいな」と笑顔。「誰かの頑張りが、誰かの原動力になる。そんなコミュニティーを目指しています」と意気込んだ。