「にぎって!プクミー」レビュー

AI要約

バンダイが発売する「にぎって!プクミー」はスクイーズ玩具の感触と声が合わさったユニークな玩具で、さまざまな遊び方が楽しめる。

プクミーはスクリームモードやメロディモードなどを楽しむことができ、楽器のような演奏も可能。さらにパーティーゲームとしても活躍する。

変わる顔と声、握ると出る音が癖になる「にぎって!プクミー」は、子供から大人まで幅広い層が楽しめる面白い玩具だ。

「にぎって!プクミー」レビュー

 バンダイが発売する「にぎって!プクミー」はとてもユニークな玩具だ。とにかくまず遊んでいる動画を見て欲しい。

 ぎゅっと指で押すとぐにゃりと形が変形、それに合わせて声を出す。押す力を強くするほど顔は大きく変形、声は甲高くなっていく。見ているだけ、触っているだけで楽しい玩具だ。握りしめて感触を楽しむ「スクイーズ玩具」は幼児向けの玩具だけでなく、大人向けのストレス発散グッズとしても人気だが、「にぎって!プクミー」はスクイーズ玩具の感触の良さに加え、変顔になってしまう様子、そして"声"が面白さを倍増してくれる。

 筆者は4月に開催された玩具見本市「夏~クリスマス おもちゃビジネスフェア2024」で「にぎって!プクミー」に出会い、その面白さに夢中になった。むにゅっという手触りと変形する顔、上げられる声という、商品のコンセプトが面白かった。さらに「にぎって!プクミー」は楽器のような遊び方やパーティーゲームなど多彩な機能を持つのだ!

 この「にぎって!プクミー」はいよいよ7月6日に発売される。今回、発売に先がけてサンプルを借り、遊んでみた。「にぎって!プクミー」の魅力を紹介したい。

■ 握った感触と出てくる声が癖になる「にぎって!プクミー」

 「にぎって!プクミー」は、青い「にぎって!プクミーブルーノ」と、ピンクの「にぎって!プクミーピンキー」がある。 ピンキーの方が声が可愛らしい。また、収録されているセリフや楽曲にも違いがある。

 まず全身を見てみよう。プクミーにはえらや背びれなどがあり、ふぐをイメージしているようだ。まん丸く、大きく開けた口、どこを見ているかわからない飛び出た目があり、可愛らしいというよりもちょっと独特な雰囲気もあって、"キモかわいい"といったデザイン。お腹が白く、蝶ネクタイを着けているのがチャームポイント。お尻には音符のマークも造型されている。

 体は軟質樹脂の本体と、音声ユニットを搭載した固い台座で構成されていて、本体部分をぎゅっと握るとセンサーが感知し声が出る。優しくゆっくり握ると低い声、強く握るとハイトーンボイス。そこから握り続けると声が変化する。

 ムニュムニュとした握った感触が楽しい玩具は「スクイーズ玩具」と呼ばれ、幼児はもちろん、大人にもストレス発散のグッズとして人気だ。「にぎって!プクミー」はスクイーズ玩具としての特性に加え、握った感触に合わせて声が出るのがさらに楽しく、クセになる。

 「にぎって!プクミー」はさらに多彩なモードを搭載している。各モードや、センサーの感度の調整など多機能なところが本商品の面白いところ。これらの調整は底面のスイッチを操作することで行う。

 「にぎって!プクミー」は単4電池3本で動く。底面には電池ボックスがあり、ネジで蓋が閉じられている。電池ボックスの近くにはもう1つ「Aネジ」があって、このネジを回すと空気圧を調整できる。

 下中央にあるのが電源スイッチ。中央がOFFで、左にマルが2つ、右にマルが1つある。コレは基本的な音量スイッチ。プクミーの声が大きい状態で遊びたい場合はマルが2つの方を、音量を小さく遊びたければ1つの方にスライドしてスイッチを入れる。

 スイッチの左右にあるのがモードを切り替える「Mボタン」とモード内で切り替えを行う「Sボタン」がある。例えばプクミーで音楽を演奏する「メロディーモード」にはMボタンで切り替え、さらにそこからSボタンを押すことで多彩な楽曲を演奏できる。

 握ると音が出るシンプルな遊びに加え、多彩な遊び方ができる「にぎって!プクミー」。次章では各モードを紹介したい。

■ 色々なセリフが楽しい「スクリームモード」

 「にぎって!プクミー」の最も基本的な遊び方は「スクリームモード」だ。握ることでプクミーが様々なセリフをしゃべる。「プクミー」、「アハハ」という笑い声、「チュキー」や「アゲー」など押す度に6種類のセリフからランダムで声を上げる。押し続けると声がハイトーンになる。

 頬を押したり、頭のてっぺんを押したり、むにゅむにゅ手でもみくちゃにしたりと、プクミーの顔が変形しながら色々なセリフを話すのが楽しい。Sボタンを押すことでセリフが固定され、好きな台詞を何度も言わせることも可能だ。

■ プクミーで演奏? 「ドレミモード」

 「ドレミモード」ではプクミーを押し込んでいくことで「ドレミファソラシド」と音階が上がっていく。うまく練習すれば曲が演奏できる(かもしれない)モードだ。厳密な意味での楽器として正確な音を出すのは難しいが、雰囲気としてはバッチリの楽しいモードである。

 Sボタンで切り替えることで1オクターブ、2オクターブ、さらには2オクターブ+ビブラートがかかった演奏が可能で、楽譜を前に練習すれば、曲を奏でられそう。もっと気軽に演奏気分を味わいたい人には、次の「メロディモード」がオススメだ。

■ 握るだけで曲を奏でられる「メロディモード」

 「メロディモード」はあらかじめセットされている曲を演奏できるモード。例えば「幸せなら手を叩こう」、「運命」、「結婚行進曲」など、全11曲が収録されており、プレーヤーはプクミーを握るだけで曲を奏でることができる。

 音は設定されているが、リズムはプレーヤー任せだ。プクミーを軽く握ったり、強く押し込むことでリズムは変化する。まるで自分が歌っているかのような楽しい演奏が可能だ。楽器を弾けない人も楽しく演奏体験ができる。

 各プクミーには共通の収録曲8種に加え固有の収録曲があり、ブルーノは「丘を越えてゆこうよ」など3曲、ピンキーは「ネコふんじゃった」など3曲が収録されている。

■ プクミーをみんなで遊べる「ゲームモード」

 プクミーはパーティーゲームでも活躍できる。「ゲーム1 かいだんゲーム」では、プクミーを握ると「バー」としゃべる。一定の秒数握ると「ダメー」と叫ぶ。ダメと叫ばせた人が負けのゲームだ。何秒握ってダメになるかはランダム。好きな秒数握って次の人に渡すことで、ギリギリを攻めるのも楽しいだろう。

 「ゲーム2 29ゲーム」は「29回握ると負け」という明確に限界回数が決まっている。誰に29回目を押しつけるか戦略がからむ。1人は1~3回プクミーが握れる。29回を避けるには何階握れば良いか、読み合いが楽しい。

 握ると声を出す、シンプルな楽しさを持つ「にぎって!プクミー」だが、細かい調整機能や、楽器のようなの遊び方ができるところに広がりがある。

 そして、なによりグニャグニャと変化する顔が楽しいのだ。握り具合も気持ちよく、積極的に楽しむだけでなく、手元に置いていて、ついグニグニといじりたくなる。最後はプクミーの百面相をお見せしたい。

 「にぎって!プクミー」はとても面白い玩具だ。軽く楽しめ、演奏もできる。子供は直感的に楽しくなるだろうし、大人にとっても握ると顔が変形し甲高い声を上げるプクミーは根源的な面白さがある。机の横に置いておくと何の気なしに触ってしまうような面白さがあるのだ。

 加えて楽器のように演奏できるのが面白い。楽器が弾けなくても「メロディモード」ならば自分の好きなリズムで様々な曲をプクミーを押すだけで奏でられる。楽器を演奏する気持ちが簡単に味わえる。また「ドレミモード」で演奏の一部にプクミーを使ってみる、という人も出るのではないか? YouTuberなどで受けそうだ。

 これから夏休み、皆と遊びに行く人も多いだろう。「にぎって!プクミー」があれば盛り上がるし、1人で遊ぶのも楽しい。この握ると声を出すという根源的な面白さは、触ってみることで実感できる。ぜひ手に取って欲しい。

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