ファスベンダー主演のスパイドラマ「The Agency」にジェフリー・ライト

AI要約

マイケル・ファスベンダー主演の新ドラマ「The Agency」は、フランスのドラマをリメイクしたスパイシリーズで、複雑な心理と政治情勢を描いたストーリーだ。

ファスベンダー演じるCIA工作員が潜入捜査を終え、ロンドンへ戻るという展開で、ジェフリー・ライトが出演し、ライトはマーシャンのメンター役を務める。

10話構成のドラマは、ジョン=ヘンリー・バターワース兄弟が脚本を手がけ、撮影はロンドンで行われ、パラマウント+や米Showtimeで放送予定。

ファスベンダー主演のスパイドラマ「The Agency」にジェフリー・ライト

 マイケル・ファスベンダーが主演、ジョージ・クルーニーの製作会社スモークハウス・ピクチャーズがプロデュースする米パラマウント+の新ドラマ「The Agency(原題)」に、ジェフリー・ライトが出演することがわかった。

 本作は、エリック・ロシャン監督・脚本の仏ドラマ「The Bureau(英題)」(2015~2020)をリメイクするスパイシリーズ。オリジナル版は、シリア・ダマスカスでの6年の任務を終え、仏情報機関(DGSE)の極秘部署に戻った主人公ギヨーム・デバイ(マチュー・カソビッツ)が、潜入捜査のため使っていた別人格や、あるシリア人女性との禁じられた恋を捨てきれず苦しみながら、DGSEとCIAの双方を欺くようになるというストーリーだ。複雑な心理と政治情勢の描写が話題を呼び、フランスで大ヒットした。

 新ドラマは、潜入捜査を終えロンドンに戻るよう命じられた主人公のCIA工作員、マーシャンをファスベンダーが演じる。米ハリウッド・レポーターによれば、ライトはマーシャンのメンターでCIAの作戦の指揮を執るヘンリーを演じる。

 「The Agency(原題)」は計10話構成で、ジェズ・バターワース&ジョン=ヘンリー・バターワース兄弟(「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」「フォードvsフェラーリ」)が脚本を執筆。第2話までをジョー・ライト(「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」)が監督する。クルーニー、グラント・ヘスロフ、ファスベンダー、バターワース兄弟、ライトが制作総指揮。現在、ロンドンで撮影がスタートしており、パラマウント+と米Showtimeで放送の予定。

 ライトは、2005年の映画「シリアナ」でクルーニーと共演している。風刺コメディ「アメリカン・フィクション」(2023)でアカデミー賞主演男優賞をはじめ数々の映画賞にノミネートされたライトは、米HBOの大ヒットドラマ「THE LAST OF US」シーズン2にも出演することが決定している。