マキノ正幸さん死去に教え子たちが追悼 ＭＡＸのＮＡＮＡ「逆境に負けない強い心学んだ」
安室奈美恵さんらを発掘した沖縄アクターズスクールの創設者、マキノ正幸さんが敗血症性ショックで亡くなった。教え子たちが追悼のコメントを寄せた。
教え子たちは校長の温かさや厳しさ、学んだことに感謝し、偉大な校長として追悼の意を表明した。
知念里奈さんは校長先生から声をかけられ、表現への楽しさを知り、再会の機会で感謝を伝えた。校長の功績を称え、ご冥福を祈っている。
国民的歌手、安室奈美恵さん（４６）らを発掘した「沖縄アクターズスクール」の創業者、マキノ正幸（まきの・まさゆき）さんが６月２８日に敗血症性ショックのため死去したことが１日、発表された。８３歳だった。
訃報を受けて芸能界の第一線で活躍する教え子たちがコメントを寄せた。
ＭＡＸのリーダー、ＮＡＮＡ（４８）は「厳しくも温かく、たくさんのことを教えてくれた校長先生。今思うと歌やダンスだけじゃなく、どんな逆境にも負けない強い心で生きていく術をアクターズスクールで学びました」と懐古。「出会えたこと、今いる場所へ導いてくれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。心からご冥福をお祈りいたします」と追悼した。
ＤＡ ＰＵＭＰのリーダー、ＩＳＳＡ（４５）も「恩師という言葉では伝えられないほど偉大な校長でした。僕みたいなクズを拾ってくれたことは感謝してもしきれません。ありがとうございました」と故人をしのんだ。
歌手で女優、知念里奈（４３）は「幼い頃、校長先生に声をかけていただいたことをきっかけに表現をする楽しさを知りました。引っ込み思案だった私を見つけてくださり、『前に出なさい』と言い続けてくださったありがたさを今噛み締めています」と感謝。
続けて、２年前のアクターズスクール復活祭で十数年ぶりに再会がかなったことを振り返り、「改めて感謝を伝えさせてもらいました。その時の笑顔が忘れられません」としみじみ。「沖縄の、そして日本のエンターテインメント界に多大な貢献をされた唯一無二の方でした。ご冥福を心よりお祈りいたします」と功績をたたえた。
