『Frostpunk 2』の発売日が7月25日から「9月20日」に延期へ。ベータ版のフィードバックを受けて「ズームストーリー」など追加要素を入れることを決断。ズームインすることで市民の日常生活が垣間見える

AI要約

11 bit studiosは、サバイバル・シミュレーションゲーム『Frostpunk 2』の発売日延期を発表。

新たな都市機能「ズームストーリー」の追加やUI/UXの改善を理由に開発時間を必要とし、9月20日に発売予定。

ベータ版フィードバックから得られた意見を取り入れ、より良いプレイ体験を提供するために延期を決定。

11 bit studiosは、サバイバル・シミュレーションゲーム『Frostpunk 2』を7月25日から9月20日に延期すると発表した。

対象プラットフォームはPC(Steam、Epic Games Store、GOG.com)。

『Frostpunk 2』(『フロストパンク2』)は、2018年に発売されたサバイバル・シミュレーションゲーム『Frostpunk』の続編。

舞台は前作から30年後。地球はいまだ終わりなき霜と厳しい氷の気候に覆われていた。プレイヤーは資源に乏しい大都市のリーダーとして、拡張や内紛が避けられない現実に直面する。

今回は、本作の発売日が7月25日(日本時間7月26日)から9月20日に延期すると発表している。

今回の発売延期は「ベータ版」のフィードバックを受けてのものだという。『Frostpunk 2』は、正式発売に先駆けてデラックスエディションの購入者を対象に、今年4月に7日間限定でサンドボックスモードをプレイできるベータ版を配信していた。

ベータ版のユーザー平均評価は10点満点で「8点」となったことを明かしている。そしてフィードバックを分析し、ゲームに追加したい機能の優先順位を検討したところ、それらを適切に実現して最高の体験をするにはさらに時間が必要であると考え、今回の発売延期を判断したという。

特に改修点としては、ゲームメカニクスの新たな追加、広範囲にわたるUIとUXの強化、さらに「ズームストーリー」と呼んでいる新しい都市機能を追加するとのこと。

この「ズームストーリー」は、ゲームの規模感が変わったことで市民への愛着が薄れたと指摘されたことから新たに搭載するもので、都市の特定の部分でズームインすることで、市民の日常生活を垣間見えるものとなっているという。

ゲームメカニクスの追加、UIとUXの改善、そして「ズームストーリー」の追加などは、リリース後にパッチで追加されるものではなく、初日からゲーム内で実装する価値があるものだと考えているとのこと。またこれらの追加機能がどのように実現されるか、舞台裏の最新情報を発信していくという。

サバイバル・シミュレーションゲーム『Frostpunk 2』は現地時間9月20日に発売予定だ。