『激録・警察密着24時‼』BPO審理入り、テレビ東京社長「今後も誠意を持ってやっていく」

AI要約

テレビ東京は27日、社長会見を開催。石川一郎社長が「激録・警察密着24時‼」放送のBPO審理入りについて誠意を持って対応する意向を示す。

長田隆専務取締役もBPO審理入りを受け、再発防止策を強化すると表明。チェック態勢の改善などを進めている。

会見では、五輪中継メインキャスターの就任や南極観測船しらせに密着した特別企画の放送も発表された。

『激録・警察密着24時‼』BPO審理入り、テレビ東京社長「今後も誠意を持ってやっていく」

 テレビ東京は27日、定例の社長会見を東京・六本木の同局で開催した。石川一郎社長は昨年3月28日放送の「激録・警察密着24時‼」(不定期放送)のBPO審理入りについて「これまでに特別放送、サイトへの謝罪掲載など、できることはやってきたが今後も誠意を持ってやっていきたい」と述べた。

 これまでにこの問題について「事実確認の流れにミスがあった」と話した長田隆専務取締役はBPO審理入りを受け、改めて「真摯(しんし)に受け止めたい。並行して徹底した再発防止を行っていきたい」とし、チェック態勢などの研修については出席確認、アーカイブ動画の視聴確認なども行っているとし、「業務の在り方、進め方について改善を図ってまいりたい」とした。

 社長会見は前回に引き続き、この問題の追及に紛糾し会見の大半が費やされた。この日はほかに、五輪中継のメインキャスターに卓球の水谷隼さんとバドミントンの高橋礼華さんの2人のメダリストが就任と、同局60周年特別企画として南極観測船しらせに密着した「巨大船に乗せてもらいました」シリーズ第5弾が7月21日に放送することなどが発表された。