居場所がない女性たちの物語、On7番外公演「ニ十一時、宝来館」開幕

AI要約

miniOn7 vol.1『ニ十一時、宝来館』が、東京で開幕した。

演劇ユニット・On7のメンバーが参加し、5年ぶりの同窓会を描いた作品。

作品は女性の孤独感をテーマに、1時間の演技にゲスト出演もある。

居場所がない女性たちの物語、On7番外公演「ニ十一時、宝来館」開幕

「miniOn7 vol.1『ニ十一時、宝来館』」が、昨日6月26日に東京・オメガ東京で開幕した。

miniOn7は、演劇ユニット・On7のメンバーによる番外公演。その第1弾となる本作では、ばぶれるりぐるの竹田モモコが作劇、ONEOR8の田村孝裕が演出を手がける。5年ぶりに行われた同窓会の夜、ホテル・宝来館の喫煙所に同級生の女3人が集まって……。出演者にはOn7メンバーの小暮智美、尾身美詞、安藤瞳、宮山知衣のほか、ゲストの青山勝と矢部太郎が名を連ねた。

開幕に際し、田村は「関西演劇祭ベスト脚本賞を受賞した竹田モモコさん(ばぶれるりぐる)の戯曲に、新劇に所属する女性のみで創立した演劇ユニットOn7(オンナナ)が挑みます。本作は家族や夫や友人がいるにも関わらず居場所がない女性たちの物語。まさに女性の女性による女性ならではの芝居で、女性のあらゆる側面をふんだんに楽しめる作品になっています。灰皿役の青山勝さん矢部太郎さん(ダブルキャスト)が可愛らしく、恐ろしく、切なく、美しい彼女たちに振り回される姿も面白い。どこにいても居心地が悪い、居場所がない、得も言われぬ孤独感に苛まれている方に寄り添うような作品です。上演時間1時間でサクッと見られますので、ぜひ劇場でご覧ください」とコメントした。

上演時間は約1時間。公演は6月30日まで。

■ miniOn7 vol.1「ニ十一時、宝来館」

2024年6月26日(水)~2024年6月30日(日)

東京都 オメガ東京

□ スタッフ

作:竹田モモコ

演出:田村孝裕

□ 出演

小暮智美 / 尾身美詞 / 安藤瞳 / 宮山知衣

ゲスト

青山勝 / 矢部太郎