横浜流星、京都で大河ドラマ「べらぼう」クランクイン「蔦重とともに成長していけたら」

AI要約

横浜流星主演の大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」の撮影が都内で開始され、京都ロケもスタート。脚本は森下佳子が担当し、横浜流星は蔦重役を演じる。衣装デザインは伊藤佐智子が手掛ける。

ドラマは、庶民の子から江戸の出版王に登りつめる蔦屋重三郎を描いており、キャストは渡辺謙、小芝風花、宮沢氷魚ら。横浜流星は「すごく気持ちが入っています」とコメントしている。

作品は2025年1月5日よりNHKにて放送開始予定。京都ロケを通じて、横浜流星と共演者たちが蔦重としての役にどんどん馴染んでいく様子が伺える。

横浜流星、京都で大河ドラマ「べらぼう」クランクイン「蔦重とともに成長していけたら」

大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」の撮影が5月27日に都内で開始され、6月15日に主演の横浜流星が京都でクランクイン。本日6月21日に京都ロケ取材会が行われ、横浜からのコメントが到着した。

本作は、江戸のメディア王として時代の寵児となった蔦重こと蔦屋重三郎を軸にした“痛快エンタテインメント”。江戸郊外の貧しい庶民の子に生まれた彼が、書籍でヒット作を次々と連発し“江戸の出版王”へと成り上がっていく姿が描かれる。連続テレビ小説「ごちそうさん」や大河ドラマ「おんな城主 直虎」で知られる森下佳子が脚本を担った。

京都では東本願寺、智積院、随心院、光明寺、京丹波オープンセット広場などで今月下旬までロケが行われ、横浜のほか田沼意次役の渡辺謙、花の井役の小芝風花、田沼意知役の宮沢氷魚も参加している。横浜は「クランクインから1週間経ちましたが、ドラマ冒頭のシーンから撮影できたので、すごく気持ちが入りました。京都というすてきな場所で撮影をして、いま蔦重として生きています。これから1年半、蔦重とともに成長していけたらと思っています」と語った。

なお衣装デザインを「舞妓さんちのまかないさん」「陰陽師0」の伊藤佐智子が担当していることも発表に。「江戸時代は挑みたかった時代。しかも中期は大河ドラマでも初めてという取り組みに衣装で参加できるのは喜びです」と述べる彼女は「浮世絵や屏風に描かれているやわらかな衿元の着こなし、美意識、町人好み、武家好み、粋好み、伊達好みが満載のめくるめくファッションの楽しさを描きたいと思います」とつづっている。あわせて4名のキャラクターの衣装デザインも明らかになった。

「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」は2025年1月5日よりNHKにて放送開始。

■ 横浜流星 コメント

クランクインから1週間経ちましたが、ドラマ冒頭のシーンから撮影できたので、すごく気持ちが入りました。京都というすてきな場所で撮影をして、いま蔦重として生きています。これから1年半、蔦重とともに成長していけたらと思っています。

大河ドラマはスケールが大きいですね。時代劇は、舞台では経験がありますが、映像は初めてなので、監督や所作指導、方言指導の方々など、スタッフのみなさんと相談しながら、一緒にキャラクターを作っています。

蔦重は、飛び抜けて明るいキャラクターです。度胸もあって責任感もあり、でもダサさもあってとても人間くさく、共感できることがたくさんあります。

■ 伊藤佐智子 コメント

江戸時代は挑みたかった時代。

しかも中期は大河ドラマでも初めてという取り組みに衣装で参加できるのは喜びです。

吉原の世界をスタートに取り巻くキャラクター豊かな絵師、作家、遊び人、ガラッと変化する大奥、幕府の人々。

色彩感、素材感を現代の人が見て、なんてカッコイイのだろうと感嘆符付きで魅せられるスタイリングを目指します。

浮世絵や屏風に描かれているやわらかな衿元の着こなし、美意識、町人好み、武家好み、粋好み、伊達好みが満載のめくるめくファッションの楽しさを描きたいと思います。

中期は友禅が画期的に行き渡り、風景、花鳥、縁起モノが縦横無尽に花開きます。

そんな色や柄いきの組み合わせから生き生きとした情念を、画面を通して伝えたいと思います。

江戸文化の心意気、意気地、誇りを粋と掛け合わせて表現したいと思います。