林家木久扇「入金がないといや」番組“卒業”すると見なくなる?

AI要約

落語家林家木久扇(86)がフジテレビ系「ぽかぽか」に出演し、日本テレビ系「笑点」の卒業について語った。

木久扇は「笑点」のスタッフについて良い印象を持っている一方で、毎週の試験やお題考えが苦痛だったと語った。

木久扇は86歳でお笑いを続ける珍しさや、卒業後も芸人として活動していることについて述べ、息子の2代目木久蔵とのエピソードも明かした。

林家木久扇「入金がないといや」番組“卒業”すると見なくなる?

 落語家林家木久扇(86)がフジテレビ系「ぽかぽか」(月~金曜午前11時50分)に出演。今年3月に卒業した日本テレビ系「笑点」ついて語った。

 木久扇は「スタッフが良くてね。でも、毎週試験を受けているみたいでイヤだった」と顔をしかめて笑いをとった。その理由として大喜利などの「お題」を考えるのが「イヤだったなぁ」と話した。

 それでいて番組の質問で「笑点まだまだ続けたかったっぽい」には「○」の札を手に持って「一応、これ」と答えた。木久扇は「今のメンバーになって、それがダメということではない。全国に元気な姿をみせたかったとは思う」と話した。

 そして「86歳でお笑いをやっている人はいない。出てる人は(90歳の)黒柳徹子さんとかいらっしゃるけど、お笑いはいない。もういいんじゃないか、ということで卒業させていただきました」と笑顔で話した。息子の2代目木久蔵(48)が「でも、これ、勘違いしていただきたくないのは、笑点は卒業しましたけど、芸人は辞めてないんですよ」などと話した。

 さらに木久蔵は「昨日、文枝師匠と一緒だったんですよ」と話した。桂文枝(80)もテレビ朝日系の長寿番組「新婚さんいらっしゃい!」を22年3月に卒業。「2人でそろって『見ないなぁ』『見まへんなぁ』って。卒業した後、見てないんですって」としみじみと話していたという。

 MCハライチ澤部佑(38)は「文枝師匠も番組出演していただきまして、そんなことをおっしゃってました。そういうもんなんだなぁって」と話した。木久扇は「あ、そう。入金がないといやなんですよ」と笑わせた。