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映画『チャレンジャーズ』でテニススタイルがブームの兆し?
『チャレンジャーズ』は映画監督ルカ・グァダニーノの最新作で、三角関係を描いたテニス映画であり、ファッションにも注目が集まっている。
映画内では、豪華キャストがユニクロや他ブランドのテニスウェアを着用し、個性豊かなスタイリングが描かれている。
ジョナサン・アンダーソンによる洗練された衣装やセクシーさを表現した意図的なスタイリングが際立っている。
![映画『チャレンジャーズ』でテニススタイルがブームの兆し?](/img/article/20240618/667167a8e0fe2.jpg)
『君の名前で僕を呼んで』を手がけたルカ・グァダニーノ監督による最新作『チャレンジャーズ』が、6月7日(金)より全国公開し、人気を博している。
ゼンデイヤや、ジョシュ・オコナー、マイク・ファイストらが出演し、音楽はトレント・レズナー&アッティカス・ロスが担当。そして衣装は、ロエベのクリエイティブ・ディレクターで、自身のレーベルのJW アンダーソンを率いるジョナサン・アンダーソンが手がけたことで、ファッションにも注目が集まっている。
ゼンデイヤ演じる元スターテニスプレーヤーのタシ。そして、彼女の虜となった親友同士の2人の男子テニスプレーヤーとの10年以上に渡る三角関係を描くストーリーをグァダニーノ監督ならではの映像美でダイナミックかつセクシーに映し出す。
この映画を機に、テニスブームが再来するかもしれない。アンダーソンの手によってスタイリッシュにデザインされた衣装には、日本人なら誰しも気づいたであろうユニクロのロゴを配したルックを始め、多くのテニスウェアが登場した。
マイク・ファイスト演じるアートは、ユニクロのテニスウェアをクリーンに白と青でまとめたルックを着用。また、劇中では一流選手だけあり、スニーカーはスイス発のブランド On の「ザ ロジャープロ」モデルを履いている。
一方、ジョシュ・オコナー演じるパトリックは、アートとは対照的なスタイルで登場する。まるで洗濯機から出してそのまま纏ったかのような、2000年代を彷彿とさせるグラフィックが特徴のノースリーブとナイキの短いスポーツショーツと組み合わせたスタイルが斬新だ。
一見ランダムながらも、アイコニックなルックは、アンダーソンの意図したセクシーさ(セクシーに見せずにセクシーに見せる)を見事に表現している。
テニスウェアだけではなく、紺色のハーフジップのロングスリーブニットにスウェットパンツを合わせたルックや、タシが“チャレンジャーズマッチ”を観戦しているシーンで着用した上品な水色のシャツドレスなど、アンダーソンらしいシンプルかつ洗練されたルックなども登場した。
中でも一番注目したいのは劇中に登場するTシャツだ。