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『ワタナベお笑い№1決定戦』優勝のAマッソ、賞金の使い道は「YouTubeの大型企画ですかね」
大手芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」所属の中から最も面白い芸人を決める「ワタナベお笑い№1決定戦」の決勝戦が行われ、結成15年目の実力派女性コンビ「Aマッソ」が初優勝した。
Aマッソは強敵とのタイマン勝負に勝利し、決勝ラウンドでも圧倒的な得票数で勝利を収めた。
優勝後の加納とむらきゃみがインタビューに答え、今後の目標や手応え、改名の効果について語った。
![『ワタナベお笑い№1決定戦』優勝のAマッソ、賞金の使い道は「YouTubeの大型企画ですかね」](/img/article/20240615/666d960c26255.jpg)
大手芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」所属の中から最も面白い芸人を決める「ワタナベお笑い№1決定戦」の決勝戦が15日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、10組のファイナリストから結成15年目の実力派女性コンビ「Aマッソ」が初優勝した。
初戦は強敵のGパンパンダとのタイマン勝負。Aマッソは、彼氏と隠れて交際する友人に逆襲する女の新ネタで勝負し、審査員と視聴者票を満票で獲得。ほかにナチョス。、ファイヤーサンダー、ゼンモンキー、ジグロポッカが勝ち進んだ決勝ラウンドでは、ホームステイを題材にした鉄板ネタで全6票のうち5票を獲得する圧勝だった。
M―1グランプリやキングオブコント、THE Wなど主要なお笑い賞レースで優勝候補とされながらもくすぶり続けてきた加納(35)とむらきゃみ(35)は、ワタナベNo.1決定戦は今年がラストと宣言していた。大会終了後に取材に応じ、心境を語った。
◇ ◇ ◇
【一問一答】
―今の心境は
むらきゃみ「すごくまだ胸が高鳴っておりまして、これは今夜中には静まらないと思う」
加納「M―1でもキングオブコントでもナベワンでも毎年最悪の気持ちで終わるので、今年は嫌な気持ちにならずに終われたのがうれしい」
―賞金100万円の使い道は
加納「YouTubeの大型企画ですかね。(お笑いコンビの)『オダウエダ』の植田とかを海外に拉致して…100万の企画をやります」
むらきゃみ「嫌や!ちゃんと50、50(万円)で割って!」
加納「いったん、私が全額預かります。(むらきゃみが欲しがっている)洗濯機はあげます」
むらきゃみ「中古やろ?それ…」
―2人とってワタナベお笑いNo.1決定戦はどんな大会なのか
加納「芸人がオリンピックみたいに気合入りまくってる賞レースじゃなくお客さんがいい感じの緊張感のまま楽しめる、すごく好きな大会。何をやってもいいので」
むらきゃみ「今大会でやっと光を得た感じ。前間では安定な気分やったんですけど、今年で明転しました。優勝者として? たぶんこれから態度はでかくなると思う」
―優勝をへて今後の目標は
加納「単独(ライブ)を控えているので、たくさん新規の人に来てほしい」
むらきゃみ「たくさんうちらのことを好きになってほしい」
―有終の美を飾ったが、ネタへの手応えは
むらきゃみ「バリあった!」
加納「1本目は初おろしの新ネタやったから怖かった。2本目はやり慣れたやつなので、その作戦は良かったかも」
むらきゃみ「1本目はどっちも緊張してひと噛みずつしちゃったけど、2本目は加納さんに熱を全部集めて放出してもらった感じ」
むらきゃみ「どっちもバリウケたやんな」
加納「ウケた!」
むらきゃみ「(気分は)ホクホクした焼き芋みたいな感じ」
―村上から「むらきゃみ」に改名した効果は
むらきゃみ「今まで改名した後いいことはあったんですよ。前好きやった男から連絡来たとか、靴下履くときにつっかえへんとか、結構いいことは続いていたんですけど、もうこれ(優勝)が一番いいことになった。ホンマの改名効果が現れたと言える!」