市川團十郎、命日が近づく妻・麻央さんと「毎日、手を合わせてコミュニケーションをとっています」

AI要約

歌舞伎俳優、市川團十郎が歌舞伎座「七月大歌舞伎」に出演するため、再び13役に挑戦することや、妻の命日について触れた。

昼の部で上演される「星合世十三團」は、壮大な物語で義経千本桜のドラマ性を追求している。

市川團十郎は、早替りの難しさや裏方のプロフェッショナリズムに感謝を述べ、愛息の将来についても明かしている。

市川團十郎、命日が近づく妻・麻央さんと「毎日、手を合わせてコミュニケーションをとっています」

歌舞伎俳優、市川團十郎(46)が11日、東京都内で行われた歌舞伎座「七月大歌舞伎」(1~24日)の取材会に出席した。

昼の部で上演する「星合世十三團(ほしあわせじゅうさんだん)」は「義経千本桜」のドラマ性に焦点をあて宙乗り、大立回りなどの演出を取り入れた壮大な物語。

2019年7月の初演時を「満身創痍だった。体調不良で休演もあって、やりきれない部分もあった」と振り返った。

再び13役に挑戦。見どころの一つでもある早替りを「私も大変ですが、そんなこと言ってられない。裏はF1のピットインみたい。『5秒で、6秒で』って、裏方さんが気合を入れてやっている。裏方さんがプロフェッショナルだから歌舞伎はできる」と感謝した。

十三代目團十郎にちなんだ13役の数字に「海外では不吉な数字だけど、僕もせがれも13という数字が好き。せがれは『大きくなったら十三代目になりたい』と言っている」と八代目市川新之助(11)の愛らしい様子を紹介し、報道陣を和ませた。

また、妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんの命日(22日)に話が及ぶと「毎日、手を合わせて、コミュニケーションをとっています。あの日は空が真っ赤だったので、6月の空が真っ赤だと、屋上で空を見たときに子供たちとその話をします」と明かしていた。