美獣の爪が光った!破壊力しかないドラ6枚のリーチ一発ツモ 戦慄の倍満に解説者「恐ろしいんですけど」/麻雀・Mトーナメント

AI要約

プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初の個人トーナメント「Mトーナメント2024」予選1stステージが開催され、菅原千瑛が華麗な倍満を達成した。

菅原の卓では、16巡目にリーチをかける勝負手で3・6索待ちからのツモで1万6000点をアガリ、トップに躍り出た。

ファンや解説者の興奮が高まる中、Mリーグ関係者たちは菅原の勝負強さに驚愕していた。

美獣の爪が光った!破壊力しかないドラ6枚のリーチ一発ツモ 戦慄の倍満に解説者「恐ろしいんですけど」/麻雀・Mトーナメント

 この世の宝を独り占めするかのような豪華さだった。Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2024」予選1stステージが6月10日に開催され、F卓で菅原千瑛(BEAST Japanext・連盟)の決めた倍満に、解説者も思わず震えてしまう一幕があった。

 第2試合東1局1本場、親は菅原、前局に親満貫を松本吉弘(渋谷ABEMAS・協会)へ放銃しており、1万3000点持ちでラス目だ。菅原は長いイーシャンテンから16巡目にテンパイ、3・6索待ち。残りツモはわずか2回だが、この時点でドラ3、さらに赤も2枚と超勝負手、リーチに行かない手はない。「リーチ…!」と声を絞り出すと、牌を静かに横にした。

 解説の三浦智博(連盟)は「さすがに3・6索を打つ人はいない」と行く末を案じるが、実況の古橋崇志(連盟)は「ツモればいいんですよ!」と力を込める。菅原がゆっくりツモ山に手を伸ばし、キラリと光る爪と共に映し出された牌は値千金の3索だ。リーチ・一発・ツモ・赤2・ドラ3・裏ドラの1万6000点(+300点)が決まり、一気にトップ目へ浮上した。

 このアガリにファンは「ひろえたん!!つよい」「えぐ」「ないっすぅ!!!」「うおおおお」「きたああああ」と大喝采。三浦は「恐ろしいんですけど。1万2000点を打って、次局にもうトップですよ、信じられない!」と驚愕していた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)