岡村孝子がテレビに出ないわけ〝風説〟に反論 ソロデビュー4年目「決して…」

AI要約

1981年に椙山女学園大学星ヶ丘キャンパス在学中、岡村孝子が同級生の加藤晴子とデュオ「あみん」を結成。82年春にヤマハポピュラーソングコンテストでグランプリを受賞し、大ヒット曲「待つわ」をリリース。

「あみん」は83年に活動休止し、岡村は85年にソロシンガーとして再デビュー。女性ファンの支持を受け、アルバム総売上600万枚超えの記録を持つ。

88年に本紙のインタビューで、岡村は「SOLEIL」発売、全国ツアー成功の喜びを語る。長きに渡りファンに癒しを提供し続けている。

岡村孝子がテレビに出ないわけ〝風説〟に反論 ソロデビュー4年目「決して…」

【今週の秘蔵フォト】1981年に椙山女学園大学星ヶ丘キャンパス在学中、同級生の加藤晴子とデュオ「あみん」を結成。82年春のヤマハポピュラーソングコンテストで「待つわ」を歌い、グランプリを受賞したのが岡村孝子だ。同曲は同年のオリコン年間売り上げ1位となる大ヒットを記録して、フツーの女子大生デュオは一気にスターダムにのし上がった。

「あみん」は83年に活動を休止。岡村も音楽界から身を引くが、復帰を求める声が絶えず85年にソロシンガーとして再デビューを果たした。女性ファンの人気は根強く、アルバムの総売り上げは600万枚以上に及び、現在も活躍中だ。

 88年12月11日付本紙にはソロデビュー4年目を迎えた岡村のインタビューが掲載されている。見出しは「彼女の曲は心のオアシス そんなファンが急増」。聴く側に癒やしを与える存在となっていた。当時26歳。7月に発表した4枚目のアルバム「SOLEIL」(ソレイユ)は「レコード大賞優秀アルバム賞」を受賞。当時行っていた13都市の全国ツアーもチケットが即日完売するほど絶好調の時期だった。

「ソロデビューしてからの3年間は、やっぱりアッという間だったけど、気持ちとしてはまだ3年なの?という気分。何となく5年分働いたような気がして…」と苦笑いを見せた。

 ソロ後は「テレビに出ないアーチストの1人」となったが「『あみん』の時はビジュアル先行で活動してきたから、今度は曲を先行させたいと思って…。でも決して出演しないってわけじゃないんです」と語った。

 翌年の夏には初のビッグイベントとして野外コンサートも企画中だと明かした。「今までにやっていないコンサート形式でファンサービスをします」と笑顔を見せた。ここから30年以上、今でも美しい歌声をファンに届けている。