離婚を機にハワイ移住を決断したMieko「ここから離れたくない」と子に泣かれる中、手探りで始めた海外生活の「現実」を振り返る

AI要約

Miekoさんは力士の妻として注目される結婚を経て、4人の子どもとの別居を経て離婚を選択した経緯が明らかになる。

離婚後、Miekoさんは家族とともにハワイに移住し、子どもたちの反応や移住の理由について語っている。

英語も話せない状況でのハワイ移住に対する不安や心境の変化が描かれている。

離婚を機にハワイ移住を決断したMieko「ここから離れたくない」と子に泣かれる中、手探りで始めた海外生活の「現実」を振り返る

注目を浴びた婚約会見から10数年後、離婚を選択したMiekoさん。4人の子どもと共にハワイ移住を決断しますが、英語もまったく話せないなかで当時の心境は── 。(全2回中の1回)

■力士の妻として注目を浴びるも

── 学生時代に『Olive』(オリーブ)の読者モデルとして活躍。その後、JALのCAとして2年間勤務し、結婚を機に退職されました。お相手が相撲界の方ということで、とても注目された結婚だったかと思います。

Miekoさん:ちょうど若貴ブームで相撲界が盛り上がっていた時代でしたが、婚約会見ではたくさんのフラッシュを浴びて驚きました。会見場のドアを開けたら大勢の報道陣が待ち構えていて、何事か…?と思う間もなく次々に質問が飛んできて。私のことなのにそうじゃないような、不思議な感じでしたね。

── 日常生活にも影響が及んだそうですね。

Miekoさん:記者やカメラマンの方が実家に押しかけてきたり、私の卒業アルバムをどこかから探してきて手当たり次第、同級生に連絡したり、周りのご迷惑をおかけした方々にはどんなに頭を下げても足りないくらいです。それでも変わらず仲良くしてくれるお友達には感謝しています。

── しかし、結婚して4人のお子さんに恵まれた後、5年間の別居を経て離婚することに。

Miekoさん:相手がどんなお仕事をしていても、相手との信頼関係があればなんとかやっていけると思って飛び込んだ世界でしたが、残念ながらうまく関係を築くことができませんでした。本当は別居イコール離婚の気持ちでいましたが、私は結婚を機に仕事を辞めて収入もなかったですし、お相手も相撲を引退した後だったので、別居から離婚までの5年間は、お互い新生活への準備期間だったと思います。

離婚した当時、一番上の長男が小学6年生、長女は小学5年生、次女は小学3年生、一番下の三女が幼稚園の年長でした。子どもたちには「離婚しても今まで通りパパと会えるし、パパであることは変わらないから」と説明ましたが、「うん…」と言う子もいれば泣いてしまう子もいて、なんとも言えない気持ちになったことはとても覚えていますね。

── 離婚から2年後、2009年4月から家族でハワイに移住されましたが、なぜ海外で生活しようと思ったのでしょうか。