感動の涙、じゃなかったの!?「呪術廻戦」虎杖悠仁、仲間の前で“サプライズ復活”がドン引きされた残念シーン

AI要約

アニメ「呪術廻戦」で五条悟が虎杖悠仁を使って仕掛けたサプライズが失敗し、大きな波紋を呼んだエピソードについて。

五条が学生たちにサプライズを仕掛けるも、虎杖の生存を喜ぶ反応が薄かったことで空気が凍りつく。

虎杖と釘崎のやりとりが感動的な結末に繋がり、読者の心を揺さぶる展開となった。

感動の涙、じゃなかったの!?「呪術廻戦」虎杖悠仁、仲間の前で“サプライズ復活”がドン引きされた残念シーン

 箱の中から亡き仲間が元気に飛び出て大感動……になるわけなかった! “死んだと思ってたアイツが実は生きていた”という展開は数あれど、アニメ「呪術廻戦」で五条悟が虎杖悠仁を使って仕掛けたサプライズほどスベり散らかしたものはないだろう。

 現在一挙配信中のアニメ「呪術廻戦」は、人間の負の感情から生まれる“呪い”と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描く、シリーズ累計発行部数9000万部を超える芥見下々氏の同名漫画が原作。物語は呪いの王“両面宿儺”と肉体を共有することになった虎杖悠仁が、対呪い専門機関である「呪術高専」に編入するところから始まる。2020年10月からTVアニメ第1期が放送されると、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。2023年7月~12月に放送されたアニメ第2期では、五条悟(CV:中村悠一)と最悪の呪詛師である夏油傑(CV:櫻井孝宏)の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれた。続編となる「死滅回游」の制作もすでに決定している。

 第14話では、呪術高専の東京校と京都校による交流会が行われようとしていた。そこへ教師の五条が遅れて登場し「私出張で海外に行ってましてね、これからお土産を配りたいと思いま~す!」と唐突に出張土産を配り始める。京都校の学生たちには“とある部族のお守り”を。そして東京校の学生たちには、台車に乗せた大きな箱のようなものを持ってきた。

 実は、五条は虎杖を使って学生たちにサプライズを仕掛けようとしていた。「死んでた仲間がふた月後、実は生きてましたなんて、術師やっててもそうないよ」「僕に任せてよ」と五条に言われるがまま、箱の中から元気に飛び出してみせた虎杖。しかし、本気で虎杖の死を悔やみ、悼んでいた1年生の伏黒恵(CV:内田雄馬)と釘崎野薔薇(CV:瀬戸麻沙美)は当然ドン引き。先輩たちの反応も薄く、「えっ!?ええっ!?全然嬉しそうじゃない!」と虎杖は動揺してしまった。

 サプライズが失敗して慌てる虎杖の姿に対して、「すべってんだよなぁ」「反応薄すぎて草」「ウケてない虎杖くんかわいそう(笑)」「冷静に考えるとかなりタチの悪いドッキリだしなぁ……笑」との声が相次いだ。

 その後「なんか言うことあんだろ?」と虎杖を蹴っ飛ばした釘崎だったが、その目には涙が浮かんでいた。「生きてること、黙っててすんませんでした……」と素直に謝る虎杖。2人のやりとりに、「野薔薇ちゃんかわいいなあ」「ちゃんと喜んでくれてるじゃん」とほっこりする人も多くいた。

(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会