クロエ・セヴィニー、キム・カーダシアンを擁護 「俳優同士」の対談企画に非難が殺到

AI要約

雑誌『バラエティ』の恒例企画「アクターズ・オン・アクターズ」では、著名俳優同士が対談し、演技や俳優としてのキャリアについて語る特集が組まれる。今回はさまざまな組み合わせが実現し、その中に物議を醸したペアがいた。

このペアはクロエ・セヴィニーとキム・カーダシアンで、キムがリアリティ出身であることからSNS上で非難が殺到した。しかし、クロエは俳優業には多様な形があり、それを尊重する姿勢を示した。

2人の対談ではハイファッションやハリウッドの魅力、そしてキムの演技について語られたが、世間の冷たい反応が改めて浮き彫りになった。しかし、キムがこれを乗り越える姿に注目が集まる。

クロエ・セヴィニー、キム・カーダシアンを擁護 「俳優同士」の対談企画に非難が殺到

雑誌『バラエティ』の恒例企画「アクターズ・オン・アクターズ」。話題の映画やドラマに出演している俳優が1対1で対談、演技や俳優としてのキャリアについて深く語り合う。同じ俳優同士だからこそ分かり合える悩みや業界の裏話なども飛び出す、人気の特集である。今回はジョディ・フォスターとロバート・ダウニー・Jr.、ジェニファー・アニストンとキンタ・ブランソン、エリザベス・デビッキとエマ・コリン、トム・ヒドルストンとアンナ・サワイの対談などが実現した。

その中に物議を醸したペアが。それはクロエ・セヴィニー・とキム・カーダシアン。この組み合わせが発表されるとSNSには非難が殺到した。もちろん理由はキムがリアリティセレブ出身だから。キムはクリエイターのライアン・マーフィーの人気アンソロジー「アメリカン・ホラー・ストーリー」の最新作「Delicate」に出演している。そのため同誌は彼女をこの企画に招待したのだがフォロワーや読者からは「キムを俳優とは呼べない」「プロで才能あふれる俳優の相手にキムを選ぶのは失礼だ」という書き込みが次々と寄せられた。ゴールデングローブ賞を受賞、アカデミー賞にノミネートされたこともあるクロエをお騒がせセレブのキムと同列に扱うなという指摘や、「レンガの道に向かって話しかけるようなものだ」とキムを中傷するコメントも。

これに対してクロエが反応した。クロエはキムと2人で登場した表紙の写真をSNSに投稿すると「私たちが選んだ俳優という職業には様々な形がある」とコメントした。「早くから評価される人もいる。ある人は長い道のりを歩む。ある人はより静かな道を、ある人はより派手な道を歩む。私は常にあらゆる種類の俳優を祝福できることに心を躍らせている」。俳優業には十人十色の道のりがあると示唆、リアリティ番組出身というキャリアもその1つだと示唆した。最後にクロエはキムと同誌に感謝を捧げている。

ちなみに対談の中で2人はハイファッションへの愛や古き良き時代のハリウッドの魅力、ライアン・マーフィーについて語り合っている。「アメリカン~」でキムはほぼ初めて本格的な演技を披露しているが、リアリティセレブ出身という経歴に世間が非常に冷たいことが今回の対談で改めて明らかになった。キムがこれをどう乗り越えていくのか、見守りたい。