石原さとみ、共演俳優の“ハグ提案”ショックだった理由を告白「言わせてしまって…」
女優・石原さとみが主演映画「ミッシング」のティーチイン付き上映会に出席。失踪事件をきっかけに母親役を演じる石原に関するエピソードが明かされた。
森優作が石原にハグを提案したシーンに関する驚きの告白があり、共演者たちとのやり取りも紹介。
石原が作品の趣旨を観客に呼びかける姿も明らかになり、作品への理解を深めるためのアプローチが示された。
女優・石原さとみが６日、都内で主演映画「ミッシング」（吉田恵輔監督）のティーチイン付き上映会に共演の森優作、細川岳らと出席した。
石原は、娘の失踪事件をきっかけに、さまざまな情報に翻弄（ほんろう）されていく母親を演じている。
石原演じる主人公の弟役の森は、姉弟の重要シーンな撮影で石原に「姉としてハグしてもらっていいですか？」と提案したことを回想。石原は「あれ、実はショックだったの」とまさかの告白で会場を驚かせた。
共演陣は「なんでショックだったの？」と首をかしげると、石原は「あのシーンは何度かテイクを重ねていて、（空気感に）新鮮さがちょっとなくて。そういう時に空気を変えるべく、（座長として）自分が（ハグしようと）言うべき立場なのに言わせてしまって…」と後悔があったことを明かした。
吉田監督は、石原のストイックさに「真面目だなあ～」とぽつり。森は「大事なシーンだと思ったし、生半可な熱量でいけないなと。ただ、僕にはまだ毎回新鮮にお芝居するテクニックはないので、（ハグで）エネルギーをもらい状態が変わりました」と語った。石原も「尊敬すべきアプローチの仕方でした」と感謝した。
続けて、観客からは「重い作品なので、足踏みしている周囲の人にどう薦めたらいいか」と質問され、石原は「見終わったら絶対よかったと思える温かさや光を感じられるはず。勇気を出して足を運んで欲しい」と笑顔で呼びかけた。
