黒柳徹子やNHK連続テレビ小説制作班らが「放送文化基金賞」の50周年記念賞

AI要約

公益財団法人放送文化基金は第50回「放送文化基金賞」の受賞作品を発表しました。50周年記念賞には黒柳徹子やNHK連続テレビ小説制作班が選ばれました。

黒柳徹子はテレビ女優第1号として長いキャリアを持ち、「徹子の部屋」で最多放送世界記録を更新中。NHK連続テレビ小説制作班やTBS系「世界ふしぎ発見!」制作チームも受賞しました。

「放送文化基金賞」では265件の応募・推薦から優れた番組やコンテンツに各部門で賞が贈られました。最優秀賞にはNHK福岡放送局やCBCテレビ、NHKの作品が選ばれました。

黒柳徹子やNHK連続テレビ小説制作班らが「放送文化基金賞」の50周年記念賞

 公益財団法人放送文化基金は6日、第50回「放送文化基金賞」の受賞作品などを発表し、50周年記念賞に黒柳徹子やNHK連続テレビ小説制作班らが選ばれた。贈呈式は7月9日にオークラ東京で行われる。

 黒柳については1953年2月のテレビ放送開始当初から出演を続けるテレビ女優第1号として視聴者に親しまれ続けてきたことや、49年間続くテレビ朝日系「徹子の部屋」で最多放送世界記録更新中であることなどが評価された。発表会見に出席した同基金の梅岡宏専務理事は「その持続力、足跡はまさに日本のテレビ文化そのものだと言えます」と語った。

 このほか同賞は、110作に渡って“朝ドラ”文化を生み出したNHK連続テレビ小説制作班、黒柳も出演していたTBS系「世界ふしぎ発見!」をプロデュースした重延浩氏らも受賞した。

 「放送文化基金賞」はその年度に放送・配信された優れた番組やコンテンツ、個人らに贈られるもので、今回は265件の応募、推薦の中からドキュメンタリー部門、ドラマ部門、エンターテインメント部門などで各賞を決定した。

 最優秀賞は、ドキュメンタリー部門はNHK福岡放送局が制作した原子力政策に絡む「ETV特集『膨張と忘却~理の人が見た日本の原子力政策~』」、ドラマ部門ではNHKスペシャル「シリーズ“宗教2世”神の子はつぶやく」、エンターテインメント賞ではCBCテレビの「歩道・車道バラエティ 道との遭遇」、ラジオ部門ではNHK「みんなでひきこもりラジオ」が受賞した。