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天海祐希が実写映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」で主演、監督は中田秀夫
天海祐希が主演する児童書シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」の実写映画が公開されることが明らかになった。
物語は幸運な人だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋を舞台に、天海は店主・紅子役を演じる。
監督は中田秀夫で、映画は12月13日より全国で公開予定。
![天海祐希が実写映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」で主演、監督は中田秀夫](/img/article/20240606/6660c4f33bc7e.jpg)
天海祐希が、児童書シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」を原作とした実写映画で主演を務めることが明らかに。あわせてティザービジュアルと映像が到着した。
廣嶋玲子が作、jyajyaが絵を担当する児童書「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は、幸運な人だけがたどり着ける不思議な駄菓子屋・銭天堂(ぜにてんどう)を舞台とした物語。天海が演じるのは、願いが叶う“ふしぎ駄菓子”を客に薦める銭天堂の店主・紅子(べにこ)だ。3時間以上かけて特殊メイクを施し、同キャラクターに扮した天海は「本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。ぜひ、楽しみにして頂きたいです」とコメントしている。
監督を務めるのは、「リング」や「スマホを落としただけなのに」シリーズで知られる中田秀夫。児童小説の映画化は自身初となる。また脚本は「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」「きみの色」の吉田玲子が担当した。中田、廣嶋、jyajyaのコメントは下記の通り。YouTubeで公開された映像には、「猛獣ビスケット」「型ぬき人魚グミ」「子守コウモリ」といった“ふしぎ駄菓子”が並んだ店で、飼い猫である墨丸を抱いて立つ紅子がほほえむ姿が収められた。
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は、12月13日より全国で公開。
■ 天海祐希 コメント
紅子役をやらさせて頂きます、天海祐希です。
紅子役をオファー頂いた時、「私で良いのだろうか」と、少々驚きましたが…
とてもワクワクしてしまいました。
原作は世界で人気があり、アニメーションにもなっている作品ですので、
ファンの皆様の紅子像を壊さない様、演じる事を心掛けました。
今回、撮影の度に特殊メイクや準備などに3時間近くかけ、
紅子になっていったのですが、とても楽しかった!
中田監督の情熱やバイタリティに引っ張って頂き、とても熱のある素敵な現場でした。
中田監督といつかご一緒させて頂けたらと願っていたので、凄く嬉しかったです。
本当に素敵な世界観で、学ぶべきこともたくさん詰まっている作品になっていますので、
お子さんは勿論の事、大人の方にも楽しんで頂けると思っています。
ぜひ、楽しみにして頂きたいです。
■ 中田秀夫 コメント
「銭天堂を映画化したらぜひ見たい!」と私自身の家族からの熱望が本作の契機でした。
子供たちだって、誰にも言えない願いを心に秘めています。それが人を出し抜いたり、
身近な誰かを不幸にさせるものであっても、人の欲は一旦膨らみ始めると収拾がつかなくなりもします。
天海さんが演じる紅子は、そんな欲望を持ってしまった人間たちを「人生のレフリー役」として、
優しくもキリリとした視線で見つめます。天海祐希にしか演じられない、唯一無二の紅子に乞うご期待です!
■ 廣嶋玲子 コメント
2024年1月、幸運にも映画の撮影現場を見学することができました。
多くの人達が一つのものを作りあげようとする独特の気迫、圧巻のセットに、
ただただ感動しました。
なにより、天海さんの紅子に圧倒されました。
妖艶で、ミステリアスな雰囲気をまとった紅子そのもの。
その演技に引きこまれ、ゾクゾクしました。
いったい、どのような映画になるか、本当に完成が待ち遠しいです。
そして、映画にたずさわった方々全員に、心から感謝いたします。
■ jyajya コメント
実写化のお話をいただき、とてもうれしかったです。
撮影現場にお邪魔する機会があり、そこには本から飛び出たような
銭天堂の世界が広がっていました。店内にならぶ沢山の駄菓子に目を奪われ、
天海さんが演じる紅子さんからは、本の中の紅子さんが放つような
堂々たるオーラを感じました。完成を楽しみにしています!
(c)2024映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」製作委員会