太田光 絶賛する大ヒット小説の作家から「一番会いたい人」と言われ感動「ありがたいなあ、もう」

AI要約

太田光が宮島未奈さんのファンであることに感動し、宮島さんも太田さんに会えたことを喜んでいる。

宮島未奈さんが高校時代に太田光の著書から影響を受け、太田さんと共通点を感じていることを明かす。

宮島未奈さんの大ヒット小説「成瀬は天下を取りにいく」に対する太田光の称賛や共感について紹介されている。

太田光 絶賛する大ヒット小説の作家から「一番会いたい人」と言われ感動「ありがたいなあ、もう」

 「爆笑問題」太田光(59)が5日放送の中京テレビ「太田上田」(前0・59)に出演。大ヒット小説の作家が自身のファンと聞き感動した。

 この日は「成瀬は天下を取りにいく」で04年本屋大賞を受賞した作家・宮島未奈さんがゲストで出演した。

 宮島さんは本屋大賞を獲ったことで「私は本当に、太田さんに会えたのが一番なんです」と語り、「本当に好きで。私、オール讀物にインタビューで出た時に、一番会いたい人を聞かれて、太田光さんって言ったんです」と語ると、自身でも小説を書いている太田は「えっ!そうなの?ありがたいなあ、もう」と感激の面持ち。

 宮島さんは、自身が高校時代に太田が99年に出版した自伝「カラス」から太田の作品を読んでいると語り「私、高校が凄くイヤで。太田さんもそう書いてらっしゃって。で、机に365本線を書いて消していくっていうのをマネしてました」と明かすと、「くりぃむしちゅー」の上田晋也は「暗い二人だな」と突っ込んだ。

 宮島さんは「太田さんと一緒で皆勤賞しました」とも語り「友達があんまりいなくて、本当に高校つまらなくて、イヤだったんですよ。なんですけど、太田さんがそう書いてらっしゃって、太田さんもそういう時代があったんだなって思って…それで本当に心のより所になってたんです」と言うと、太田も「うれしすぎる、なんか」と答えた。

 宮島さんは京都大学文学部を卒業し、17年から新人文学賞への応募を開始、23年に「成瀬は天下を取りにいく」で小説家デビューし、同作が本屋大賞など14冠を獲得する大ヒットとなっている。

 太田も「成瀬は天下を取りにいく」を絶賛。「俺も勇気づけられた。(自身の小説)『笑って人類!』が酷評されて、駄作だ、駄作だって言われた時に“いや、俺は世間から何を言われても成瀬のように頑張るんだ”と思って読んだ」と明かしていた。