蓮舫氏「予算拡充の必要性痛感」都知事選に向け視察スタート、無料食事提供の団体活動現場を訪問

AI要約

立憲民主党の蓮舫参院議員が東京都知事選に向けて現場視察を始めた。無料の食事提供活動を訪れ、食料不安を抱える人々の増加や予算拡充の必要性を指摘した。

都知事選には複数の候補がすでに立候補しており、現職の小池百合子知事も含めて競争が激化している。

蓮舫氏「予算拡充の必要性痛感」都知事選に向け視察スタート、無料食事提供の団体活動現場を訪問

 立憲民主党の蓮舫参院議員は1日、出馬を表明した東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)に向けて現場の声を聞く視察をスタートさせた。自身のX(旧ツイッター)を更新し、毎週土曜日に都庁近くで無料の食事提供などを続ける団体の活動を視察に訪れたことを報告した。

 蓮舫氏は「出馬会見の中で発言した食料品の提供、医療や行政サービス相談が行われる新宿の現場に伺いました。今日は750人を超える方が食料を受け取られていましたが、若い方、女性、カップル、高齢者の方々」と投稿。「住民税非課税、生活保護を受けず家も仕事もあるけれど食事に困っている人が増えた、と言います」とした上で、別の投稿には「家賃や交通費などもともと生活コストがかかる東京で、物価高に光熱水費の高騰が、食べる不安を抱える人々を増やしていると聞きました。都はフードパントリー支援事業で市区町村の社会福祉協議会等を通じた予算を組んでいますが、拡充する必要性を痛感します」とポスト。3選出馬についてまだ態度表明していない現職の小池百合子知事(71)を意識するように、現状の予算額を増額させる必要性に言及した。

 都知事選には、広島県安芸高田市の石丸伸二市長(41)のほか、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)やタレント清水国明(73)ら著名人も出馬表明するなど、20人以上がすでに立候補することを発表している。